タイからの日本へのツアー販売が急増する見込み
9月7日(水)午前0時(日本時間)以降、有効なワクチン接種証明書を保持している全ての帰国者・入国者については、出国前72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提出が不要となると共に、海外からの入国者が1日当たり20,000人から50,000人に引き上げられます。
今まではツアー旅行に添乗員の同行が義務でしたが、添乗員同行は廃止されます。ただし個人旅行は認められていません。
タイから日本への旅行者
日本の入国制限により、タイからの旅行者はベトナム、マレーシア、シンガポール、ラオスなどのビザを必要としない近くの目的地を選びました。6月の観光再開の初期段階では30,000 バーツ以上のツアー料金は、現在、3泊5日のプログラムで約25,000バーツからです。
7月の時点で、タイから日本への旅行者は16,000人で6月と7月の合計で7,300人が訪れました。2019年に記録された130万人とはかけ離れていますが、レジャ ーツーリズムに対する厳格な国境管理の施行により、タイから2,758人しか訪れなかった2021年からは大幅に改善されています。
PCR検査の陰性証明書の提出不要で、タイからの旅行者は1回の旅行で少なくとも3,000 ~ 3,500バーツを節約できます。日本へのパッケージツアーの売上は、9月7日からのPCR検査の陰性証明書の提出不要で、第4四半期に急増すると予想されます。
日本以外への旅行者
第4四半期のアウトバウンド市場は、香港、マカオ、広東省を含む中国の再開によっても強化される可能性があります。タイから韓国への入国を拒否され、払い戻しを受けられなかったグループで発生した問題のために、より多くの観光客がツアー会社からのパッケージの購入を避けています。韓国へのパッケージツアーの売上は引き続き減少しています。
日本入国のビザ
現在、タイも含む海外からの旅行者はビザが必要です。ツアー会社はビザの手続きに3週間かかると述べました。日本が8月18日にアメリカ合衆国とカナダで開始した電子ビザは、タイでも間もなく利用可能になる可能性があります。
日本が部分的に緩和する可能性がありますが、コロナパンデミック前のタイにビザ免除を提供する具体的な計画はありません。
観光立国タイが10月1日からビザなしで45日間の滞在を許可したのとは大きな隔たりはありますが、出国前72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提出が不要となっただけでも、進歩です。個人旅行も早く許可されると良いのですが。
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