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10月1日からの外国人観光客受け入れ案はどうなる?

タイのクラビ島 旅行

タイ観光・スポーツ省の新しい観光モデル

タイのクラビ島

タイ南部プーケットへの「安全で密閉された旅行」とは外国人観光客が14日間の検疫中もホテルの外に出てビーチで過ごせるように、ビーチの1Km~2Km区域を提供するプランです。14日間の検疫を終了後は、自由にプーケット内の移動が可能になり、県外へ移動する場合はさらに7日間の検疫を経ることになります。

プラユット首相がこの案に原則合意

タイ観光・スポーツ大臣の提案した「安全で密閉された旅行」のプランにプラユット首相が原則合意し、8月27日にタイ観光・スポーツ省、外務省、保健省、運輸省、内務省の5省が協議を行うことになりました。

タイ国政府観光庁総裁のコメント

新しい観光モデルはリスクではあるが、外国人観光客を受け入れないことは経済とっては更に大きなリスクである

タイ国政府観光庁(TAT)総裁は2020年10月から限定的に外国人観光客を受け入れる案について上記のように語りました。

1週間前にはタイ政府観光庁(TAT)の副総裁は、早くても2020年末あるいは2021年2月の春節休暇の時期まで外国人旅行者のタイ入国はないだろうと語り、タイ観光協会(Tourism Council of Thailand, TCT)の会長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く現状で、2020年中に外国人観光客を受け入れられない可能性があり、観光事業者は最悪の事態に備える必要があると述べました。

新しい観光モデルのターゲット

タイのクラビ島

タイ国政府観光庁(TAT)総裁は6時間でタイに到着できるヨーロッパととアジアの国か、旅行制限を課さない国の人々をターゲットにできます。旅行前、到着時、14日間の検疫後、プーケットを出発する前に、PCR検査を実施するなどの厳格な措置はあります。各ゲストは14日間は隔離に費やされなければならないため、最低30日間滞在して価値のある旅行をすることができると言いました。

なお新しい観光モデルは、当初は外国人旅行者が外務省に登録をし、多くの手続きを踏まなければならないことから、チャーター便に限られる見込みです。

タイ国政府観光庁(TAT)の優先事項

先ずはプーケットモデルから始めて、この観光刺激計画は拡大し、ハイシーズン中により多くの外国人観光客を魅了し、GDPの押し上げに繋がります。プーケットがうまくいけば、チェンマイ、チェンライ、クラビなどの他の地域にも拡大することができます。

国内旅行キャンペーンを行っていますが、プーケットのように外国人観光客に人気のエリアは高額なため、厳しい状況が続いています。また10月の終わりまでにキャンペーンの500万泊が利用されない場合は期限を延長することも考えられています。

タイ政府の発表は二転三転するので、注意深く見守っていきます。

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