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タイ 出発前のPCR検査の陰性証明書が廃止され、旅行者急増

関西空港 旅行

2022年4月1日からRT-PCR検査陰性証明書が不要

PCR陰性証明書

スワンナプーム空港では、飛行出発前のRT-PCR検査陰性証明書の提示がなくなり、国際線の到着数が急増しています。空港は4月1日~4日までの海外からの旅行者の到着が平均11,623人と報告しました。3月の旅行者の平均、1日7,003人から66%の増加です。

空港のマネージャーは、この増加は、4月1日からTest&Goサンドボックス、および検疫スキームの下に来る旅行者の出発前のRT-PCRテストを廃止するという政府の決定によるものと述べました。

フライト

旅行制限が緩和され、スワンナプーム空港に着陸するフライトが増えています。 空港は、3月の137の着陸と比較して、4月の平均で1日あたり、141のインバウンドフライトを運航しました。旅行前のRT-PCR検査を終了するという政府の決定は、観光関連の回復を支援するために、より多くの観光客をタイに引き付けます。

私もタイと日本を何度か往復していて、72時間前のRT-PCR検査は面倒でした。土日が休みの病院があるため、飛行機のフライトの曜日も考慮する必要があります。また証明書発行の料金がタイ・日本ともに高額のため、少しでも安い所をと探しました。タイ入国は無くなりましたが、日本入国には陰性証明書は必要です。

スワンナプーム空港

タイ入国後のRT-PCR検査

4月1日からもタイ入国後にRT-PCR検査を実施、検査結果が出るまで「SHA+」などのホテルで1泊する事前予約が必要です。タイ保健省はATK検査に変更する案を提出する予定です。ただし、来週からソンクランが始まるため、水かけ祭りは中止ですがフェスティバルは開催され、多くの人が2年ぶりに田舎に帰ります。ソンクラン後に新型コロナウイルス感染者が増大すると予想されているため、ソンクラン後の感染者の人数によって、緩和されるかどうか決まりそうです。

TAT(タイ国政府観光庁)は国内旅行に重点

タイのクラビ島

2022年の第1四半期の国内観光収入は2,970万回の旅行から1,350億バーツになると予想されていますが、タイ国政府観光庁(TAT)は、通年で6,560億バーツの収入を目指していて、タイ人の観光関連の仕事を支えるために、より多くの国内旅行を望んでいます。

最初の3ヵ月の国内総収入は前年比73%増加しました。これは主に、Covid-19の制限緩和とワクチン接種率の上昇によるものです。TATの調査によると、まだ旅行に消極的な人は人口の52%を占め、別の11%はウイルスを心配しているため、国内旅行を避けたいと考えています。

TATはタイのブースター接種率が70%に達し、経済活動と県間旅行が制限なく実行できれば、今年の下半期には市場を後押しする機会は増えると述べました。国内市場は今年はゆっくりと伸びますが、オミクロン亜種と経済に直接影響を与えるため、コロナパンデミック以前のレベルからは程遠いままです。

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