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バンコク タラートロットファイ・ラチャダの軌跡

タラートロットファイ・ラチャダ ナイトマーケット

2021年11月末にタラートロットファイ・ラチャダは閉鎖

Talat Rotfai Ratchada(タラートロットファイ・ラチャダ)は、コロナパンデミック前までは、バンコクで1番人気のナイトマーケットでした。連日、世界各国からの観光客で賑わっていましたが、コロナパンデミックにより、閉鎖と再開を繰り返しながらついに閉鎖となりました。近所に住んでいるので、散歩がてら閉鎖時の様子を見に行ったり、再開すれば行ってましたが、現在取り壊し中です。何度も記事にしてきたので、パンデミック時を含めて閉鎖までの軌跡をまとめてみました。

2018年9月18日

タラートロットファイ・ラチャダ
タラートロットファイ・ラチャダ

SNSで色とりどりののテントの俯瞰画像が人気となり、隣接するショッピングモールのEsplanade(エスプラナード)4階の駐車場から撮影ができました。アイキャッチでも使用しているテントの写真は2019年のANAのカレンダーにも使用され、どこの飲食店、バーも盛況でした。

2019年はMRT タイカルチャーセンターの乗降も多くの人で、マーケット内は歩くのも大変なほどになり、しばらく遠ざかっていました。

2020年2月12日 PM10時半頃

バンコクのタラートロット・ファイ・ラチャダ
バンコクのタラートロット・ファイ・ラチャダ

春節は旅行に来ていましたが、2020年2月中旬にコロナウイルスの影響で中国が団体旅行を禁止しました。まだ海外からも旅行者も訪れていたので、バーエリアは全盛期ほでではないですが、盛り上がっていました。雑貨小物・アクセサーなどの物販エリアは空いています。

2020年3月9日 PM7時半頃

バンコクのタラートロット・ファイ・ラチャダ
バンコクのタラートロット・ファイ・ラチャダ

タイでもイベントの規制・サッカーの試合の延期などの予防対策が次々発表され、飲食店、屋台はガラガラ。ドラッグストアーなどでマスクが売り切れている中、マーケット内ではマスクが販売されていました。 2月は50枚500バーツが3月は50枚800バーツでした。

2020年3月23日

タラートロット・ファイ・ラチャダ

コロナウイルスの感染拡大で、ショッピングモール・ナイトマーケットなどが2020年3月22日~3週間一時封鎖され、タラートロットファイ・ラチャダも封鎖され、真っ暗。

2020年4月2日

タラートロットファイ・ラチャダ
タラートロットファイ・ラチャダ

非常事態宣言が出て、ステイホームが推奨される中、タラートロットファイ・ラチャダは更地になっていました。常設のバーなどの周りの建物、入口看板は残っていて中央部のテントの仮設店舗が全て撤去されていました。

2020年5月15日

タラートロットファイ・ラチャダ
タラートロットファイ・ラチャダ

2020年5月3日に市場(ナイトマーケット・水上マーケット)の制限緩和され再開しました。夜間外出禁令が発令中で、営業はPM4時~9時。入口看板前で体温チェック。バーは営業禁止でオープンしているショップは3割程度。テントの設営は7~8割。

2020年7月29日

バンコクのタラートロットファイ・ラチャダ
バンコクのタラートロットファイ・ラチャダ

第4フェーズから夜間外出禁止の解除され、アルコール飲料の提供もOKになりました。フードエリア・物販エリアもほぼオープンしていますが、非常事態宣言が発令され航空機がタイに入ってこないため、外国人観光客の到着はなしです。

2021年1月14日

バンコクの鉄道市場ラチャダ
バンコクの鉄道市場ラチャダ

夏頃から感染が収まって観光客はいないものの、少しづつ活気を取り戻したかのようでしたが、2021年12月は緩和された夏より店舗が減っていました。1月に入り、新型コロナウイルス感染拡大第2波で、感染者が増大。これに伴いバー、パブ、マッサージ店、ネットカフェなどの営業は禁止となり、市場、ナイトマーケットの営業は許可されていますが、バンコクでの飲食店の店内営業時間はPM9時までです。バーエリアが真っ暗で、飲食店もガラガラです。

2021年6月18日

バンコクトレインマーケット・ラチャダ
バンコクトレインマーケット・ラチャダ

第3波の前の3月頃からクローズしている店舗が目立ってきました。第3波でステイホームが続き、規制が少し緩和された6月中旬です。物販の店舗も含めほとんどクローズです。 飲食店が数軒開いているだけです。

その後、8月頃まで規制は続き、ショッピングモールなどが営業再開したのは9月からです。夜間外出禁止令は9月も継続、10月になって時間が短縮されました。夜間外出禁止令が解除されたのは、2021年10月31日からです。11月1日からバンコクも観光客を受け入れることになりましたが、コロナパンデミックで夜間が営業できない期間が続いたため、店舗も続けていくのは難しかったと思われます。

2021年11月末閉鎖

バンコクのトレインマーケット・・ラチャダの跡地

入口の看板もなくなり、バーエリアは解体されました。コロナパンデミックから2年が過ぎます。テスト&ゴーで海外からの観光客も増えています。タラートロットファイ・ラチャダは閉鎖ですが、代わるナイトマーケットに期待しましょう。

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