Rama8世橋は歩道を歩いてチャオプラヤ川を渡れます。
Rama8世橋はアートビエンナーレの会場、Bank of Thailand Learning Center(タイ中央銀行学習センター)のサイドにかかっています。アート作品を見ながら、チャオプラヤ川にかかるRama8橋のフォルムの美しさに魅かれました。
Rama8世橋
1999年に建設が開始され、2002年5月に開通した斜張橋です。橋を支えるワイヤーの主塔が西側に1塔のみで、アシンメトリーのスタイルの橋です。主塔が1塔のスタイルの橋は珍しいです。陸地部分に主塔が建っているため、川には塔がありません。
プミポン前国王が、故兄君ラマ8世の誕生日の9月20日にラマ8世ブリッジと命名されました。
Rama8世橋の歩道
橋の麓から階段で上がると、橋の側道に出ます。橋の両サイドに歩道があります。チャオプラヤ川には多くの橋がかかっていますが、歩いて渡れない橋もあります。
橋の全長が475mですから、チャオプラヤ川の風景を風に吹かれながら、ゆっくり見ながら歩いても10分程度です。階段を自転車で登るのは大変ですが、自転車で渡っている人もいました。
Rama8世公園
橋を渡り、左側に降りると、Rama8世公園があります。降りたところはスペースがあり、スケボーしているグループや多くの人が休憩しています。
Rama8世公園は手入れの行き届いた美しい公園です。当日も多くの人が庭の手入れや、Rama8世の銅像を磨かれていました。
チャオプラヤ川を見つめるようにRama8世の銅像がセンターに立っています。チャオプラヤ川の船上ボートからも見えます。夜にはライトアップされます。
チャオプラヤ川に面して、屋根のある休憩所が数ヶ所設置されていて、読書をする人がいたり、バンコクの街の喧騒が嘘のように静かで、川を眺めながらゆっくりと過ごしました。
この公園のチャオプラヤ川沿いには柵がないので、景色を眺めるのには適しています。訪れる人も少なく、ランニングをしている人も数人でした。
Phra Sumen Fort(プラ スメーン フォート)
Rama8世公園を出て、Rama8世B橋を再度渡り、Rama8世通りをカオサン方面に行くSamsen Rd(サムセン)通りで右折します。
バンランプー水路の橋を渡り、Phra Sumen Rd(プラ スメーン)通りで右折してチャオプラヤ川の方に歩くと、Phra Sumen Fort(プラ スメーン フォート)のある公園があります。徒歩で20分以上はかかります。
プラ スメーン フォートの歴史
18世紀後半に建造された要塞跡です。バンランプー水路はバンコクの最終防衛線とも言われる軍事的に重要な場所です。夜にはライトアップされます。
先日訪れたプラサムット フォートとは違い、白く綺麗に塗装されています。大砲はチャオプラヤ川に向いています。バンコクには数少ない史跡のある公園です。
この公園もRama8世公園ほどではないですが、静かで美しい公園です。
Rama8世Bridgeも含めてライトアップされる夜にまた訪れたいですね。
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