バンコクから800Km、イサーン(タイ東北部)地方のNakhon Phanom(ナコンパノム)でイルミネーション・ボートパレード・フェスティバルLai Reua Fai,が10月6日~14日まで開催されました。
Mekong river on Sunthornvichit Rd メコン川沿いのサンソーンウィッチト通りに屋台がびっしりと並び日替わりでライブ演奏があり移動遊園地も併設されています。ドラゴン・ボートレースも行われます。
Nakhon Phanom Hospital(ナコンパノム病院)からメコン川沿いに入り、南にある時計台まで約2Kmの区間でイルミネーションボートパレードのハイライトとして、1日間のみ美しく飾られた光のボートと花火を見ることができます。
毎年10月の満月の夜、安居の終わり頃(雨季から乾季に入る少し前)に開催され、ブッダが天国で安居を終え、地上に戻ったことを祝うお祭りです。入安居(カオ・パンサー)とは雨季明けまでの3ヶ月間、僧侶が外出を控え寺院に籠って修行に励むことです。
時計台の南にはNaga Monument(ナガ・モニュメント)があります。メコン川とその多くの支流に住むと伝えられるナガ(神話上の蛇)に祈りを捧げます。幸運をもたらし、川を下って悲しみと人生のトラブルを洗い流すと信じられています。
元来ボートは周囲に生育している竹やバナナの木の幹で作られ、装飾されていました。現在、数百というライトで装飾された竹製のボートが何隻も水上を走ります。
夕方にこの場所に到着して、スタート地点から最終地点までぷらぷらと屋台が並ぶ中を歩きました。スタート地点にはライティング前の竹ボートが並んでいます。
ライティングされたボートがスタートするのはPM9時半です。
屋台はバンコクで見かけるのと同じで、大勢の人が繰り出していて、食事をしてスタート時間を待つことに。有料の観覧席もあり、予約制で既に満員です。
オープニングセレモニーが行われ花火が上がりスタートしました。川上からイルミネーションポートが1隻づつ走行します。有料の観覧席の前でボートの上に花火が打ち上げられます。
イルミネーションボートの後部の船から花火が上げられ、ボートと一体化する為、低い位置に花火は上がり、川に近い位置まで行かないと見ることはできません。
花火と一体化したイルミネーションボートは幻想的です。
ボートが通り過ぎると次のボートが来るまで待機。ボートのスピードがゆっくりなので時間を要しますが、じっくりと見ることはできます。12隻のボートが通り過ぎるのは深夜1時頃です。
早い時間から川辺にシートを張り席を取ってみていた人も、時間と共に帰る方もいますが、後部から前に移動する方もいてぎっしり埋まっています。あまりに多くの人の為、途中で帰路に着きました。
花火の音を聞きながらチャーターしていたロトゥーを待ち、深夜に友人宅へ帰りました。
ナコンパノムへの行き方
- バンコクドンムアン空港からエアアジアがナコンパノム空港まで運行。
- モチット北バスターミナルからナコンパノム行き長距離バス。
空港・バスターミナルは郊外にあるので、ソンテウなどを利用して近くまで移動。殆どの人は車で来ているため、帰りも渋滞に巻き込まれます。
▼ナコンパノムのイルミネーション・ボートパレードのMap
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