ビエンチャンは昔のバンコクの面影を残す街

ラオスの首都ビエンチャンに4回訪れています。3回はビザランで、1回も空路での日帰りです。
東南アジアの国と首都
東南アジアの国ではタイはバンコク、マレーシアはクアラルンプール、インドネシアはジャカルタ、シンガポールはシンガポール、カンボジアはプノンペン、ベトナムはハノイは首都も結構わかります。これらの国々は観光名所や世界遺産なども有名ですし、ニュースなどでも耳にします。
ブルネイはバンダルスリブガワン、ミャンマーはヤンゴンでなくてネピドー、東ティモールはディリと同様にラオスもすぐに思い出せない国の1つです。
日本にいるとラオスの首都ビエンチャンと言ってもピンときません。私もタイに来てビザランに行くまでラオスのことはよく知りませんでした。
ビエンチャンは世界一何もない首都と言われています。その何もないところが魅力の小さな街です。昔のアジアの雰囲気が残っているため、欧州のバックパッカーに人気です。
ビエンチャンへの交通手段

日本からの直行便も最近就航しました。バンコクからはタイエアー、エアアジアなど1日に数便のフライトがあります。
ビエンチャンにあるワットタイ国際空港から街の中心部まで15分ぐらいで着きます。循環のバスもあり便利です。1,500 KIP
陸路でウドンターニからノンカイを経て、タイ・ラオス友好橋のメコン川を渡り、ラオスに入国することもできます。日本人の場合15日間まではノービザで入国できます。
アヌサーワリー・パトゥーサイ
パリの凱旋門をモデルに造られたアヌサーワリー・パトゥーサイ(アイキャッチ画像で使用)が街の中心部に建てられています。パリ同様上まで登れます。階段を上がるごとにお土産物屋があるようです。

レンタサイクルのショップもあり、自転車で回るのも便利です。歩いても周れるほど小さな街ですが、暑さは厳しいです。
Talat Sao (タラートサオ)

アヌサーワリー・パトゥーサイの建つラーンサーン通りにビエンチャン一番のTalat Sao (タラートサオ)ショッピングモールがあります。お土産なども購入できます。このショッピングモールの裏にバスターミナルがあります。
国賓主席府

ラーンサーン通りを真っすぐ国賓主席府まで歩き、アヌヴォン王公園を抜けるとメコン川が見える場所まで来ます。
メコン川

メコン川の対岸がタイです。日本のような島国に住んでいると国境の概念がないです。タイとラオスはメコン川が国境ですが、ヨーロッパ大陸を電車で旅すると、もっと国境の考え方、見方が変わります。
夕方になると多くの屋台が出ます。タイ同様、フードのゾーン、衣料・アクセサリー・シューズなどの物販のゾーンに分かれています。観光客も地元の方も多く訪れています。

屋台がある所と道を挟んで、ホテルやレストランの集積地です。ホテルは5階建てくらいの建築が多いです。
レストラン・カフェ

ラオスはフランス領だったため、フランス文化の名残もあり、街中に多くのカフェがあります。フランスパンも美味しいですし、コーヒーもエスプレッソをお湯で割るタイのアメリカーノと違い、ドリップで入れたコーヒーが飲めます。
ラオス料理は屋台の焼き物も含めて、ほぼタイ料理と同じです。ここでのおすすめはイタリアンです。ピザも窯で焼いていますし、値段もリーズナブルです。フレンチなど西洋料理のレストランは多くあります。
ファーストフード・コンビニ
グローバル企業の、スタバ、マクド、KFC、ミスドなどタイのショッピングモールには必ず出店しているファーストフード店は今のところありません。タイ資本のアマゾンコーヒーは出店をしているので、時間の問題かもしれません。
パトゥーサイより徒歩15分ぐらいのホテルの近辺も、3年前はコンビニはなくて、町のよろずやのみでしたが、ジェフィ(タイ資本のコンビニ)ができています。セブンイレブンは今の所ありません。
3年前と比べても車・バイクは増え便利にはなっています。何もないのんびりしたビエンチャンも変わって行くでしょうね。変遷を見守りたいです。
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