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タイ 2021年6月7日から大規模ワクチン接種始まる

covit19ワクチンのイメージ 病院&病気

ワクチンはアストラゼネカとシノバック

タイ全土で大規模なワクチン接種が6月7日(月)から始まりました。アストラゼネカのタイ生産のワクチンが予定通り、各地のワクチンセンター・病院などに到着したようです。

バンコクもスタート

タイではワクチンの配布は当初、感染者の多い危機に瀕している地域と感染拡大で最も大きな打撃を受けた県に焦点を当てていたため、一部の県や病院では予想よりも少ない量のワクチン接種になりました。バンコクとその周辺(ノンタブリー・サムットプラカーン・パトゥムターニ・ナコンパトム)、チョンブリーなどに多くのワクチンが割り当てらました。

バンコクTバンスー中央駅

プラユット首相とアヌティン保健省大臣は大規模接種会場の一つ、バンスー中央駅を訪問しました。10月にはレッドライン・ダークレッドラインも試運転が始まる予定で、タイ国鉄のハブになります。現在施設は完成していますが、利用されていないためワクチン接種会場となりました。

ショッピングセンターやスポーツ施設も地域住民のための予防接種センターとして指定されています。タマサート大学ランシット校の体育館も接種会場です。

接種会場ではワクチン接種を待ったり症状を観察したりする人々をストレスを感じさせず、リラックスさせるために、ピアノ演奏があったり、車いすの高齢者のためのシャトルバスサービスを手配している病院もあります。

ワクチン接種予定期間

政府は、新型コロナウイルス感染症に対する集団免疫を構築するために、今年末までに全人口の約70%にあたる5000万人にワクチンを接種することを計画しています。ワクチンは2回接種する必要があり、最初の接種は9月末までに完了する予定です。

ワクチン接種は4,218,094回が接種済みです。1回目を接種した人が2,855,041人、2回目も接種したのが1,363,053人。

2021年6月7日の感染状況

2021年6月7日(月)、タイCOVID-19状況管理センター(CCSA)は新型コロナウイルス新規の陽性者を2,419人確認したと発表しました。その内91人は刑務所で発生したクラスターによるもので、33人が死亡しました。現在49,101人が治療中(病院20,273人、仮設病院28,828人)。1,233人が重症・重篤で、355人が人工呼吸器を使用しています。

2,419人の陽性確認の内、32人は海外からタイに入国して隔離検疫施設に滞在中の人々で、国内感染には含まれません。6月7日の発表の時点で、累計の陽性者の数は179,886人。死亡者は合わせて1,269人。

国内感染者

地域別ではバンコク943人、サムットプラカーン321人、ペチャブリー265人、トラン106人、サムットサコーン92人、ノンタブリー86人、パトゥムターニ57人、チョンブリー53人などです。

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