サムイ島、タオ島、パンガン島
「サムイプラス」は2021年7月15日(木)よりコロナウイルス変異種デルタ(インド株)のよって拡大されたCovid-19の症例が全国的に急増したにもかかわらず、ワクチン接種を受けた外国人観光客に開放されました。
サムイプラスとは
7月1日にプーケット島は「サンドボックス」を開始し、ワクチン接種を受けた旅行者がプーケット島を訪問できるようにしました。観光客はホテルで隔離検疫はありませんが、プーケットを2週間離れることはできません。
「サムイプラス」では、到着後最初の3日間は承認されたホテル敷地内での滞在し、4日~7日間はサムイ島内の指定された場所の訪問が可能になります。
PCR検査が陰性で、8日~14日間は自由にサムイ島・パンガン島・タオ島を移動できます。15日目からはタイ国内を自由に移動できます。滞在中にPCR検査は3回行われます。
サムイ島、パンガン島、タオ島は、荒廃した観光産業を復活させるための政府の推進策として、旅行者を歓迎しています。3つの島の住民の75%がワクチン接種を受けています。
サムイ島への到着
初日の7月15日(木)はサムイ島に到着したのはメディア関係者の11人のみで、7月16日(金)には、外国人観光客4人がサムイ島に到着する予定です。
プーケットは再開以来5,000人の外国人観光客を受け入れており、そのうち10人がCovid-19陽性ということもあり、サムイ島、パンガン島、タオ島への観光客の大規模な流入をすぐには期待していません。
Bangkok Airways(バンコクエアウェイズ)
タイ国政府観光庁によると、7月から10月の間に、80人の外国人旅行者がバンコクからサムイ島までのBangkok Airways(バンコクエアウェイズ)の座席を予約したとのことです。
バンコクエアウェイズはスワンナプーム国際空港を拠点としていて、サムイ空港はバンコクエアウェイズが所有する私設空港です。プーケット空港とは異なり滑走路も短く欧州や中東などから大型機で直接乗り入れることができないため、バンコク経由で特別便の入島が基本となります。
日本からプーケットへは現在、第三国経由(シンガポール経由)でしか行けませんが、サムイ島へはバンコク経由で行けそうですが、日本は高リスクの国のため、政府から「サムイプラス」への許可が下りてからにはなります。
観光はタイの国民所得の5分の1を占めており、経済は1997年のアジア金融危機以来最悪のパフォーマンスに苦しんでいます。パンデミック前のサムイ島への観光は300億バーツの価値がありましたが、パンデミック後の昨年、売上高を30億バーツ未満に減少しました。
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