洞窟からビーチへ
Part1のカオルアン洞窟を出発して、海岸へ向かいます。ペチャブリーの街は交通量も少なく、移動にストレスがなく短時間で目的地に行けます。
Wat Nok Pak Thale(ワット・ノークパークタレー)

海岸近くにあるワット・ノークパークタレーは、船の形状の寺院です。入口の両サイドにはスクリューのオブジェが取り付けてあり、イカリも設置されています。

入口のタツノオトシゴのオブジェ近くに上に上る階段があります。帆が取り付けられた甲板に出れます。船尾からさらに鐘楼のある上に登れます。

甲板の目の前は塩田が広がり、先海が見えて爽やかな風が吹く中、情緒のある眺めです。ワット・ノークパークタレーの本堂は、隣にありますが扉が閉まっていました。船の寺院もあるとはタイは興味深い国です。
ビーチでランチ

ワット・ノークパークタレーから海岸沿いの道を南へ20分ほど走り、ビーチに面した所でシーフードのランチタイムです。

タイのビーチにあるヤシの葉の屋根の個室です。席料は200バーツ。ラチャブリーはローカルなので、リーズナブルです。お客さんもタイ人。海老の焼き物などを堪能しました。波の音が聞こえてくる所での食事は最高です。
プラナコーンキリ国立歴史公園

ランチの後、再び街中に戻り、プラナコーンキリ国立歴史公園に向かいました。ケーブルカーの乗り場が分からなくて、入口で尋ねると400バーツかかるから歩いて上るようアドバイスされました。

しばらく歩いて上るとチケット購入の案内所があり、歴史博物館、入場料、ケーブルカー込みでタイ人:150バーツ、外国人:400バーツでした。ここまで来る途中もかなりの数の猿がおり、飛び掛かってくる猿もいて、頂上を目指す気になれず引き返しました。頂上からはラチャブリーが一望できるようですが。
プララーム・ラチャニウェート

プララーム・ラチャニウェートは陸軍複合施設内にあります。警備員にタクシーの運転手が身分証明書を提示して中に入る許可をもらいました。

20世紀初頭にヨーロッパの建築様式で建てられた宮殿は、もともとWang Ban Puen(ワンバンクエン)と呼ばれていました。ラーマ5世は、1916年に雨季の宮殿として建設するように命じ、ラーマ6世の治世中に、迎賓館として使用されました。
入口に係員がいて、自由に建物の中を見学できますが、写真撮影は禁止です。ダイニング、シャンデリアなどヨーロッパを肌で感じることができます。王宮関連の施設のため、庭園も美しく手入れされています。
ワット・カムペーン レーン

遺跡は歴史的に重要であるため、簡単に訪れる価値があります。ワット・カムペーン レーンは13世紀のクメール時代の建物をラテライトを使用して建てられています。

各建物には、説明する案内板(英訳)があります。一般的な寺院の中に、 クメール時代の遺跡の建物が建てられているのも不思議な感覚です。この後、お土産にカノム・モーゲン(タイ風プリン)を買ってバンコクに戻りました。
渋滞を避けるため、3時過ぎにペチャブリーを出発、バンコクには5時過ぎに到着しました。今回のペチャブリーの旅でも、洞窟の中の寺院、船寺院などタイの文化の多様性を発見しました。
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