7月1日より第5フェーズの制限解除でワーパミ保持者などの外国人の入国が許可
7月からタイへの航空機の乗り入れも始まり、観光客の受け入れも8月より始まります。観光・スポーツ省大臣のピパット・ラチャキットプラカーン氏が7月2日、トラブルバブルの枠組みの中での外国人観光客の受け入れを開始すると報道関係に語りました。
観光候補地

- チェンマイ:タイ北部の山岳が多く自然豊かなエリアで、旧市街に有名寺院など観光スポットが点在しています。
- コサムイ:欧州の人に人気のビーチリゾート地
- クラビ:手つかずの自然が残るリゾート地
- プーケット:南部のアンダマン海に面するタイ最大の島で、世界有数のリゾート地
- パタヤ:バンコクから近いリゾート地
1週間程度のパッケージツアーで、外国人観光客は1日1000人を上限とし、14日間の隔離なしで試験的に始めるようです。チェンライとハジャイも追加されるかもしれません。
外国人に人気の地域で、管理しやすい離島のリゾート地が候補地に多く選ばれています。大都市のバンコクは候補地になっていません。
これらの地域は特に観光で成り立っているので、早期に海外からの観光客の旅行を望んでいると思われます。コロナウイルス感染拡大で、ホテル、飲食店、お土産物屋、ツアーガイドなどは大打撃です。
観光候補地の受け入れ態勢

プーケット
2019年に観光業は1,060万人の外国人観光客から4,200億バーツ以上を生み出したプーケットです。プーケット観光協会のサラユット・マラム会長は、コロナウイルス対策が課されている限り、州は観光客を歓迎する用意があると述べました。観光客なしでは地元経済は2004年の津波よりも深刻な状況です。
現在タイ人の国内旅行のキャンペーン中ですが、パトンビーチは多くのタイ人のは高額のため、価格を下げてプロモーションを実施するよう促しています。
スラタニ県コサムイ
コサムイは、世界中の観光客にとってパラダイスであり、コサムイでは厳しい規制が設けられている限り、外国人観光客を歓迎すると観光振興協会の会長は述べています。
チャーターフライトの1つは成都(中国)から、もう1つはシンガポールからが予定されています。7月から島の600のホテルのうち約100が徐々に営業を再開。サムイについては、許容できる1日の旅行者数を考慮する必要があります。島は1日あたり200人が上限と考えられています。
クラビ

クラビツーリズムビジネス協会のウィチュファンスリサーニャ会長は、コロナウイルス感染のクラスターを防ぐために厳格な措置をすでに課していると述べています。クラビの収入の70%が観光業です
クラビ病院には、3時間以内に結果を出すことができる迅速診断テストキットと、観光客がBluetoothで追跡できるように登録するための「Mor Chana」アプリケーションがあります。
7月が社会保障基金がコロナウイルスの失業者を補償する最後の月のため、観光業の再開が望まれています。
トラベルバブルの国
保健省との協議のうえ決定される見込みで、決定後タイCOVID-19状況管理センターに提案が行われます。現在感染者が増えている日本が気になるところです。トラベルバブルについては下記で説明しています。
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