7月19日~11月3日までバンコク芸術文化センター8Fで開催
Bangkok Art and Culture Centre (バンコク芸術文化センター)8Fで「Thailand and Japan ART BRUT: Figure of Unknown Beauty」(タイと日本のアートブリュット:知られざる美のかたち)が開催中です。
チットロムにいて時間ができたので、定期的に足を運んでいるBTSサイアム駅から徒歩5分のバンコク芸術文化センターに行きました。
8Fで東南アジアで初めての大規模なアートブリュット展をタイと日本の共同プロジェクトとして開催されています。
アートブリュット展とは
フランス語でアール・ブリュット、既存の美術や文化潮流とは無縁の制作された芸術作品を意味します。英語ではアウトサイダー・アートと称されています。
伝統や流行、教育などに左右されず自身の内側から湧きあがる衝動のままに表現した生(き)の芸術です。フランスの芸術家Jean Dubuffet(ジャン・デュビュッフェ)によって考案されました。提唱者でありアール・ブリュット・コレクションの創始者でもあります。
1971年にデュビュッフェは、フランスのローザンヌ市に5,000点を超えるコレクションを寄贈し、市により1976年に18世紀の貴族の邸宅「ボーリュウ館」を改修してユニークな収蔵館がオープンしました。
日本とタイの約50人のアーティストの絵画、陶芸、立体作品、写真などの作品が展示されています。上記画像はビニールタイ(ビニール袋を縛る包装材)を材料にアクションを起こしている人が創作されています。ユニークで可愛らしいです。
展示作品の5つのカテゴリーに分類
- 多くの作品で見られる傾向の「鮮度」をテーマにした作品。
- 視点を作品の生産環境にシフトし、日常生活で使用、作成されている材料と技術を用いた作品。
- 各トピックの作成元になったアーティストの考えと希望が表示。
- 作品の制作の背景に焦点を当て、著者とその周囲の他者との関係を紹介。
- 現代アーティストと新しい作品を試みたArt Brutアーティストのコラボレーション作品。
以外性のあるユニークな作品が多く楽しめます。多くの日本人アーティストの作品が展示されています。
7F アートオブエレメント&セラピー展
芸術とセラピーの両方を同時に体験し、アートの世界の要素、人間の要素、治療の要素がどのようになるか考察する展示です。
芸術療法は「芸術のプロセス」として知られています。結果、バランスの取れていない人々を活性化し、より良い生活の質をもたらすようです。
本日は9F、2F、3Fの展示はありません。
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