バンコク アート・ビエンナーレ2020の2回目の訪問
バンコクビエンナーレ2020は10月29日にスタートしました。2回目はサイアムにあるタイの現代美術の中心、ビエンナーレにも協賛しているサイアムのMBKの前にある、BACC Bangkok Art and Culture Centre(バンコク芸術文化センター)です。
今回のファサードにはYoko Ono氏の1964年「Cut Piece」写真です。小野氏はコンセプチュアルアートとパフォーマンスアートのパイオニアと見なされています。京都、東京、ニューヨーク、ロンドンで独創的な作品「Cut Piece」(1964~66年)を演じました。ステージ上でハサミを持ち、静かに座ったまま、観客に服を切り落とすように誘いました。彼女のパフォーマンスは、性別、階級、文化的アイデンティティの問題に立ち向かうことを目的としていました。
BACC 7F
2020年のBACCでのビエン7F~8Fまでがアートビエンナーレの作品が展示されています。
「Money, 2020」Tawan Wattuya(タイ)の作品です。水彩でペイントし、紙幣の文字を保持しながら、水彩の流動的な特性によって新しいイメージを製作することで、世界中の紙幣を再現しています。世界の紙幣が並んでいるのは圧巻です。日本の1万円札もあります。
家の窓のBOXがレイアウトされています。小さな穴から中をのぞくことができ、各部屋のシチュエーションが見れます。ワクワク感があります。
「DRAGONERPANZER, 2018~2020」Wasinburee Supanichvoraparch(タイ)の作品です。セラミック彫刻の戦車で、中国の青と白の磁器から戦車を作成しましたユニークな作品です。第55回ヴェネツィアビエンナーレでも作品を発表し、数々の賞を受賞しています。
BACC 8F
左が「Jack The Skinners, 2019」P7の作品で、腹話術人形を独自のスタイルで再現します。右は「The Great Adventure of the Material World, 2019」Lu Yangの作品でマルチメディアアーティストです。
「Chagtaga, 2020」Nomin Bold(モンゴル)の作品です。半人間と半動物の女性とキメラが弓と矢で互いに戦っています。何か不思議な感覚です。
他に映像、写真、オブジェなど数多くの作品が展示されています。
BACC 3F~5F
3F~5Fは通常展示です。
1FにはWork Shopがあります。
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