タイの現代史を紹介する博物館
Museum of Siam(サイアム博物館)は2008年に開館した来館者の学習と体験を重視した新しい博物館です。タイの歴史の展示を通して、タイ王国の国家の成り立ちについて遊びながら、学び知ることができます。タイの現代にスポットを多く当てています。建物は3階建てです。昨年コロナ禍の時に行ったのですが、人数制限で待ち時間があり、その日はあきらめました。今年も規制で長くクローズしていて10月1日に再開しました。
サイアム博物館への行き方
MRT Sanam Chai(サナムチャイ)駅1番出口を上がるとすぐにあります。現在入口前のオブジェがカラフルなクロスでデコレーションされています。
営業時間・入場料

営業時間:AM10時~PM6時(月曜日は休館)
大人100バーツ、学生50バーツ、15歳以下は無料です。(外国人価格はありません)
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小冊子と一緒に渡されるバンコクの歴史ある建物、寺院の解説書です。タイ語と英語のみですが、地図入りの解説のため、興味が惹かれる場所に行くのに役立ちそうです。
館内 1F

1Fでチケットを購入します。ミュージアムショップがありますが、当日はクローズでした。館内は3Fに上がってから、下へ降りてくるシステムです。

階段はチーク材使用でクラシカルで雰囲気があります。ただしこの階段は使用不可、建物の端にある階段を使用します。
館内3F

タイ王室に関するコーナーです。時間差でBOXが上がって出てきます。すべてのBOXが揃うとタイ国歌が流れます。

BOXに衣装、資料、ポスターなど様々な物が天井含め展示されています。時代、テーマなど混在しています。立体的でレイアウトも工夫されています。

王様の幼少期の椅子です。

タイの衣装です。タイシルクの正装から、普段着、制服とバリエーションに富んでいます。何故かマクドナルドの手を合わせている人形もあります。
館内2F

3Fを観終わり2Fにおります。記念写真館があり、衣装も用意されています。

2Fは仏像、僧侶の造形物が展示されています。他に食品のインスタントラーメン、ドリンクなどが展示されています。テーマごとのBOXが壁面一面に設置されているブースがあり、BOXの中はテーマに関連した商品が入っています。
タイ学校の教室のコーナーもあります。またタイフードの紹介では壁面に英語バージョンがあるお皿が並べてあり、センターのテーブルにお皿をスキャンすると料理の紹介と料理の映像が浮かびます。
ビジュアルが動き、視覚的にアイデアがつまった展示です。
タイの歴史、主に現代ですが楽しく見て回ることができました。たまにはラフな雰囲気の博物館もいいかなと思います。個人的にはバンコクの歴史解説書が気に入りました。
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