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2021年4月1日からタイ入国の検疫隔離が短縮

環境

3月19日にCOVID-19状況管理センター(CCSA)が承認

保健省が提案していた入国の検疫隔離の期間が短縮されます。タイは新型コロナウイルス感染の制御に比較的成功しており 、バンコクではクラスターも発生していますが、今年の最初の2ヶ月で新規感染者の数が横ばいになっています。

厳格な入国管理により観光産業は衰退し、海外からの観光者数が2019年の4,000万人から昨年は670万人に急減したため、収益は80%以上減少しました。世界的なワクチン接種の普及により、観光業が復活することを期待しています。

強制検疫期間

  • 10日間隔離:ワクチン接種証明書(VC)とCovid-19陰性証明書(CFC)のない旅行者。PCR検査が2回行われます。
  • 7日間隔離:VCとCFCを両方の証明書を保持した旅行者。PCR検査が1回行われます。VCはあるがCFCがない者はPCR検査が2回行われます。

Covid-19ウイルスが変異した地域からの旅行者については、14日間の検疫期間が適用されます。fit-to-fly documentの提示もなくなります。

10月からは隔離なしの計画

4月1日から海外からの観光者の管理を徐々に緩和し、10月には隔離なしを目指すしています。

4月1日~6月30日まで

隔離検疫中、ホテルの部屋を出て、ジム、屋外運動エリア、スイミングプール、サイクリングが可能です。管理区域内の店舗(検疫エリア外)で食品などを購入することも許可されます。

7月1日~9月30日まで

隔離検疫中、ホテルのレストランで食事をしたり、マッサージ・スパを受けたりすることができます。

10月1日以降

国家伝染病委員会の監視リストに指定された国からの旅行者のみが、検疫検疫を受けるように計画しています。

観光業がGDPの20%を占めるタイですから、ワクチン接種の拡大により、経済に舵を切るのでしょう。ASQホテルで15泊16日の検疫隔離の経験者の私にとってホテル内で過ごすのは本当に大変でした。検疫隔離が短縮されてもすぐには観光客は戻ってこないでしょうが、今年の乾季のハイシーズンに隔離なしで入国できるようになれば、経済的にも恩恵は受けるでしょう。

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