2024年は振替休日で3連休
タイで4月6日はチャクリー王朝記念日、現在の王朝、タイの建国の日です。2024年は4月6日が土曜日で、8日が振替休日となり、4月6日から8日の3連休です。再来週はソンクラン休暇で4月は休日が続きます。
チャクリー王朝とは
チャクリー王朝とは、西暦1782年(タイ暦2325年)にトンブリー王朝のタークシン王を処刑したRama1世が4月6日にチャクリー王朝を立朝し即位、バンコクを首都と定め現在に続きます。その日を記念して4月6日がチャクリー王朝記念日としてタイの祝日になります。
チャクリー王朝のチャクリーとは、ラーマ1世が改名する前の名前です。タイ語でワン・チャクリーと呼ばれるチャクリー記念日の正式名称はプッタヨートファーチュラーロークトーン・ドゥワン大王記念日とチャクリー王朝記念日(วันพระบาทสมเด็จพระพุทธยอดฟ้าจุฬาโลกมหาราชและวันที่ระลึกมหาจักรีบรมราชวงศ์)。Rama10世(ワチラロンコン王、現国王)まで10人の王様が名を連ねる現チャクリー王朝文化の礎を築いたと言われています。
タイでは、スコータイ王朝、アユタヤ王朝、トンブリ王朝の順に王朝が起こされており、その後にチャクリー王朝が続く歴史となっています。チャクリー王朝は、1782年に起こされているため、230年以上の非常に長い歴史があり、この230年以上続く王朝は、世界で一番長く続いているようです。
行事
Rama10世国王をはじめとする王族は例年、エメラルド寺院とも呼ばれるWat Phra Kaew(ワット・プラ・ケオ)に集ってタンブン(徳)を行い、偉大な祖先たちへ感謝と祈りの気持ちを捧げます。また、国民向けの祝賀行事や催しは行われません。日本の建国記念日と同じような感じです。
Rama1世像

バンコクのチャオプラヤー川に架かるメモリアル橋のたもとの公園内に、Rama1世像があります。
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