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タイの航空会社は日本路線を再開

バンコクのドンムアン空港 旅行

日本への入国が2022年10月11日から緩和

10月11日から日本への海外からの入国者数上限は撤廃され、今までツアー旅行しか許可されていませんでしたが、個人旅行が解禁されます。さらに元々ビザが免除されていた国からの短期滞在者のビザ取得も不要となります。タイからも短期滞在はビザ不要になります。

日本を含むアジア諸国の再開に伴い、タイの航空会社はバンコクからの国際便を増やす準備をしています。アジア諸国での国境の再開に期待を寄せていますが、バーツ安と高い燃料費が依然として業界を悩ませているため、慎重にルートを計画しています。

タイエアアジア X

タイエアアジアXは、10月11日に予定されている日本の再開は、すべての路線の搭乗率を高める上で大きな助けになると述べました。 同社の日本路線の平均搭乗率はすでに85~86% に達しており、需要が 伸び続けているため、今月末までに90%に増加すると予想されています。

需要に対応して、タイエアアジア Xは北海道の新千歳空港へのフライトを12月に再開。関西空港へのフライトは1月から10月再開にスケジュールを変更しました。これら2つのフライトは、Covid-19の影響で、ほぼ3年間運休していました。日本へのルートを優先し、新型コロナウイルス・パンデミック前と 同じ頻度で運航することを目標にすると述べました。来年、タイエアアジア Xは2つの新しい航空機を追加して国際線を拡大する予定です。

航空運賃の高騰

スワンナプーム空港

日本は、その国に就航するすべての航空会社にとって、現時点で最も急速に成長している路線です。日本市場の利点は、タイバーツと日本円の両方が安くなっているため、為替の影響が少ないことです。

LCC(格安航空会社)の日本路線の平均航空運賃は16,000 バーツまで急上昇しました。需要の高い路線、特に成田空港では、座席数の制限とジェット燃料費の高騰により、航空運賃が平均で20,000 バーツ以上に跳ね上がる可能性があります。

燃料価格の高騰とバーツ安が依然として障害となっています。燃料費は第2四半期のピークから徐々に減少し、1バレルあたり約100ドルになりましたが、それでも通常よりかなり高いです。ロシアとウクライ ナの戦争でヨーロッパで燃料不足のために、航空会社が燃料供給源を探すこともより困難になっています。9月30日の国際航空運送協会のジェット燃料価格モニターによると、アジアとオセアニアの平均価格は1バレルあたり113.81ドルで、1か月前から15%下落しましたが、前年同期よりは32%上昇しました。

ライオンエア

タイ・ライオンエアは台湾が10月13日に検疫なしでタイ人旅行者の入国を再開する予定のるため、今年 12月に台北へのフライトを再開し、来年1月には週5便で開始する予定です。また、11月にネパールのカトマンズへのフライトを週3便で再開、シンガポールへのフライトは10月30日に再開する予定です。

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