査証欄はパスポート1冊につき1回だけ増補
パスポートの査証欄が残り5ページと少なくなったため、バンコクの日本大使館で増補申請をしました。査証欄が残り少なくなった場合、新しく作り直す「切替新規申請」、現在のパスポートに査証欄だけを増やす「査証欄の増補申請」の2種類の方法があります。私は10年有効のパスポート所有で、残りが2年の有効期間があるので増補申請を選択しました。
3年ほど前に、査証ビザ欄が残り少なくなった場合に、旅券のページを追加する「増補」の制度廃止を政府が検討しているとありました。偽造・変造防止効果を高める狙いがあり、先進7カ国(G7)で増補制度を残しているのは日本だけで、増補したパスポートの所有者が海外で旅券の偽変造を疑われる例もあり、旅券法改正案の成立を目指していました。私はすでに増補はできなくなったと思っていましたが、現在もパスポート1冊につき1回だけはできます。増ページ数は5年用・10年用パスポートともに40ページです。
申請の必要書類
●一般旅券査証欄増補申請書 1部:申請書は大使館にあります。(申請書は原本を使用、コピーは使用不可)。またPDFのダウンロードもできます。外務省のHPで申請マニュアルもダウンロードできます。
申請書ダウンロード
●パスポート原本
申請手続き
大使館の申請窓口で査証欄増補申請書とパスポートを提出、書類に不備がなければ申請受理票を渡され、翌日に受け取ることができます。申請に多くの方が訪れている場合、大使館で書類記入をすると時間もかかるので、あらかじめ書類をダウンロードして記入しておく方が良いです。
増補受取
大使館の受取窓口で申請受理票と引き換えで、増補されたパスポートを受け取りました。申請料は730バーツです。パスポートの最後の52ページのサイドから増補されます。ページナンバーはS-1から始まりS-40までです。
大使館窓口受付時間:AM8:30~11:00、 PM1:30~3:00(現在、新型コロナウイルス渦で、窓口時間が短縮されています。)
新規パスポート申請時
パスポートを新しく作り直す「切替新規申請」 時に増補申請もして、あらかじめ査証欄を増やしておくこともできます。
日本一時帰国中の場合
各都道府県のパスポートセンターに増補申請書はあり、申請ができます。必要書類は申請書とパスポートです。申請料は2500円です。
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