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タイ王室と英国王室の関係

ロンドンバッキンガム宮殿 環境

英国エリザベス女王への追悼

ロンドンバッキンガム宮殿

英国のエリザベス女王が9月8日に逝去されました。ロンドンのバッキンガム宮殿の前には、 花束を手にした大勢の市民が集まりました。女王の棺はロンドン中心部の英議会議事堂内のウェストミンスターホールに安置され、一般弔問の列はテムズ川の対岸に沿って続き、16日午前、想定の限度である16キロを超えました。

タイは、エリザベス2世女王の死去に「深い悲しみ」を表明し、政府機関は、敬意を表して3営業日の間、国旗を半旗で掲揚しました。プラウィット将軍とプラユット・チャンオチャ国防相は、英国大使館に行き、弔意書に署名しました。

バッキンガム宮殿まで棺を運ばれる様子ch36で放送されました。

ロンドンバッキンガム宮殿

エリザベス女王はタイを2度訪問

エリザベス女王は1972年と1996年の2度タイを訪問されています。エリザベス女王とタイのプミポン国王は、生涯を通じて顔と顔を合わせた絆を築きました。それまでは通信による王室の友人でした。

Rma9世故プミポン国王は、2016年に 88歳で亡くなった時点で、世界史上2番目に長く在位した君主でした。在位期間は70年と126日でした。エリザベス女王は96歳で亡くなる前の6月に上回りました。故プミポン国王は1946年に統治を開始し、エリザベス女王は6年後に王位に就きました。

1960年に英国を訪問

1960年に欧州で教育を受けた故プミポン国王の6か月間のヨーロ ッパ旅行の最初の目的地が英国でした。エリザベス女王と故フィリップ殿下は、ロンドンのヴィクトリア駅 で、タイ国王とシリキット女王を出迎えました。プラットフォームには、青と金のタッセルが付いた長いカーテンと、ユリやカーネーションなどの巨大な花瓶で、盛大な行事のために華やかに飾られていました。2国の国家元首は馬車に乗ってバッキンガム宮殿に向かい、街頭で旗を振っていました。

1972年最初のタイ訪問

1972年2月、エリザベス女王はフィリップ殿下と娘のアン王女を伴って初めてタイを訪問しました。プミポン国王を伴って、エリザベス女王はヴィンテージの黄色のダイムラーに乗りました。ダイムラーはすぐに、一般の人々からの花や贈り物で重くなりました。

エリザベス女王はバンコクの王宮でのディナーレセプションと英国国教会の礼拝に出席しました。その後アユタヤのバンパイン宮殿を見学しました。またチェンマイに向かい、伝統音楽が鳴り響く中、手工芸品やランを視察しました。会場には「女王陛下万歳」と大きなウェルカムバナーが掲げられました。

1996年2度目の訪問

エリザベス女王のタイへの2度目の訪問は、故プミポン国王のゴールデンジュビリー の年と一致しました。1996年10月の5日間の訪問中、女王はバンコクのチャオプラヤ川で、カラフルな伝統衣装と金色のヘルメットをかぶった何十人もの漕ぎ手が操る王室の船の行進を賞賛しました。

その後、晩餐会で、サフラン色のサッシの付いた白いドレスを着た女王は、数世代にわたる両君主制の友情に乾杯しました。高祖母であるヴィクトリア女王がタイのRama4世モンクット王と文通相手であり、その絆は「私たちの世代に引き継がれている」と述べました。

バンコクのチュラロンコン大学を訪れ、ブリティッシュ・カウン シル(英国の教育と文化的結びつきのための国際組織)の新しいオフィスを開設したとき、学生たちは花輪を贈りました。

何十年にもわたって友情を築き上げてきて国家訪問で交流し、お互いを歓迎したとき、温かく微笑み、楽しくおしゃべりをしたア ーカイブ映像が多く残されています。

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