Museum of Contemporary Art (タイ現代美術館)はアジア最大の現代美術館
美術館に行くのは好きなので、タイの様々な側面を知るためにもいいかなと思いタイ現代美術館をチョイスしました。MOCAと略すようで、ニューヨーク近代美術館MOMAのようです。
美術の専門家ではないので、いつも自分の好みで鑑賞しています。書籍やWEBで観るのと、実際に本物を観るのとでは全く違うので、今まで興味を持てなかった作品に引き込まれたり、新しい作品に出会えるのが楽しみのひとつです。
タイ現代美術館への行き方
MRT Bang Sue(バンスー)駅の3番出口を出ます。通路を進み、エスカレーターを上がるとKrung Thep Aphiwat Central Terminal Station(クルンテープ・アビワット中央駅)/Bang Sue Grand Station(バンスー中央駅)の改札に出ます。
Bang Khen(バーン・ケン)行きの切符を購入し、ランシット行の3・4番ホームから乗車。Bang Khen(バーン・ケン)駅下車。2番出口を出ると目の前にバンコク現代美術館(MOCA)が見えます。徒歩で2、3分。
191番バスでのハプニング
当日は、MRT Phahon Yothin(パホンヨーティン)駅から191番のバスでバーンケン駅まで行き、美術館まで徒歩の予定でした。パホンヨーティン駅を出ると、大きな道路が交差していている上にBTS延伸の工事中で視界は悪いし、まずバス停を探すのに苦労しました。
バス停でバーンケン駅に行くか確認して、191番のバスを待っていると、107番のバスが来て、このバスでも行けるから乗りなさいと言われ、飛び乗り、車掌さんにバーンケンと言って切符を買ったのですが……
107番のバスはバーンケンには行かず、バスターミナルに入りそこで全員降車。バスターミナルは乗務員さんの交代場所にもなっており、バーンケン駅に行きたいと伝えると、1回乗換で行くバスルートを紙に書いてくれました。
さすがの私も1回乗換で行く気になれず、タクシーで行きました。こんなことなら最初からタクシーで行ったらいいのにと。でもマイペンライ。

タクシーでバーンケン駅で降りて、古いタイ国鉄の駅舎をチェック。新しい路線のバーンケン駅も7、8割できています。徒歩で美術館へ。7、8分ぐらいで到着。
MOCA タイ現代美術館
2012年にオープンした、比較的新しい美術館で、タイの現代・アートシーンで欠かせない作品を一挙に見ることができます。
館内は5Fまでで、天井が高く、吹き抜け部分に天然光が差し込む設計でゆったりとしたスペースにレイアウトされています。エスカレーターで上階に昇りながら一周するレイアウトです。
今日は1階でアートイベントが行われていて、TVクルーも入っていて少し騒々しかったのですが、通常はもっと静かと思います。
2階

初めて観る作品のほうが多いので、極楽浄土であったり、新鮮な感じです。モダンアートというより、仏教をテーマにした宗教画のほうが多いです。この中で私の気に入った作品 バンコクの夜の通りですが、何か引き込まれました。
3階

3階の別室の木造りの部屋が暖かみがあって、気に入りました。

館内に設置されている休憩の椅子です。真ん中に蓮の蕾がオブジェがあり、タイらしい雰囲気を出しています。
4階

ワンフロアー、タイの画家で世界的に知名度の高いThawan Duchanee(タワン・ダッチャニー)の作品です。黒を基調としてインパクトがあります。

4階の宇宙空間(係員に真っ暗な部屋に案内され、びっくり)の部屋を抜けると。巨大な天国・現生・地獄3作品が現れます。スケールの大きさに圧倒されます。
5階
インターナショナルな作品でこのフロアーのみ撮影禁止(2024年6月現在、撮影可)。エレベーターで1階に降りてMuseum Shopへ行き、ポストカードを購入。
帰りはバス停もすぐわかり、191番のバスもすぐ来て無事パホンヨーティンに到着。
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