2021年11月12日~12月6日までの限定イベント
Mueang Boran(ムアンボーラン)はバンコクの隣県サムットプラカーンにある世界最大のオープンエアー博物館です。施設のある敷地がタイの形をしていて、各地域の実在する寺院・宮殿・遺跡のレプリカがその地域に該当する場所で見ることができます。レプリカとはいえ本物と同じように造作されていて、1日でタイ各地域の観光地を見て回ることができます。
●通常の営業時間:9:00~18:00
●ランタン・フェスティバルの営業時間:18:00~21:00
Mueang Boran(ムアンボーラン)への行き方
BTS Kheha(ケーハ)の3番出口をでると、タクシー、ソンテウが並んでいます。白の36番ソンテウに乗り、ムアンボーランの前に来たらブザーを鳴らし降車。ムアンボーランまでは徒歩で2分ほど。運賃は8バーツ。ケーハからの距離は約4kmです。
土曜日・日曜日のみ、9:30と14:30の2回、無料シャトルバスが出ていますが、今回のイベントでは利用できません。
ランタン・フェスティバルの入場料
日~木曜日:タイ人250バーツ、外国人400バーツ(大人)
金・土曜日:タイ人350バーツ、外国人500バーツ (大人)
私は土曜日に行ったのですが、一緒に行った日本人の友人はドライバーライセンスの提示でタイ人料金。私はドライバーライセンスを持っていないので外国人料金と思いきや、タイ居住者の場合はタイ人料金でした。タイ人の友人が交渉しました。
料金を支払い、オレンジ色のリストバンドを巻きます。昼間の入場者と差別化するためです。
ランタン・フェスティバル
ランタン・フェスティバルは広大なムアンボーランの1区画で開催されており、トラムに乗って会場まで行きます。PM6時からですが、5時半頃には会場に到着。会場入口で係員の方が日が暮れるまで近くの寺院を見学してから、来たらいいと言われて、ムアンボーランの中でも有名なアユタヤのサンペット宮殿の近くを散策しました。
フード・フェスティバル
フード・フェスティバルも合わせて開催(フードとコンボチケットも有り)とありますが、屋台が並んでいる中、食べ物を買って近くに設置してあるテーブル席での食事です。軽食が多く、フードとのコンボチケットはおすすめできません。日が暮れるのを待ちながら軽く食事をしました。
ランタン
池の周りを一周しながら、いろんなランタン、建造物を見て回ります。このフェスティバルは、地元の知恵、生き方、そして過去から現在までの提灯の進化に光を当てています。池はイサーン地方の中心部になります。
アイキャッチ画像で使用しているのは、チェンマイを拠点とする職人によって作られた100以上の白いロープランタンです。私はこのランタンが1番気に入りました。ホイアンスタイルの色とりどりのランタンで作られたのアーチ、鮮やかな星のようなランタンもあります。
アンコールトムのスピアントマ橋のレプリカです。クメール王朝の栄光の日々を記念して、2つの6頭のナーガを運ぶ神のような人物の列が並んでいます。
ドヴァーラヴァティー・ウィハンの赤レンガの床は、仏教美術を記念して黄色い花の形をした照明で飾られています。巨大な仏像は、1000年以上続いたイサーン地方のドヴァーラヴァティー王国の象徴として建てられました。
日本の美しい錦鯉、花、着物の日本人などを表現した100以上のランタンです。繊細な色遣いが美しいです。こちらもアーチになっています。
タイの一般的なランタンです。左のランタンはイベントなどでも見かけます。
衣装をレンタルしている人もいてランタンの所では撮影しまくりです。ライトアップされたクメール時代の遺跡やランタンを見ながら小1時間ぐらいで一周しました。帰りもトラムで入口まで戻ります。
コロナパンデミックの影響でいくつかの国が国境を閉鎖して、輸送の問題が発生しました。来年は、他の多くの国からのランタン文化を紹介したいとのことです。私はムアンボーランは初めてでしたが、会場までのトラムから見る寺院、遺跡のスケール感、タイ1周の旅のヒントに次は昼間に訪れたいと思います。
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