バンコクの現状
バンコクのチャドチャート知事は5月27日土曜日、バンコクの感染者が増加する中、新型コロナウイルス患者の病床状況は懸念すべきものではあるが、まだ危機的ではないと述べました。
シリラート・ピヤマラージカルン病院
シリラート・ピヤマラージカルン病院は土曜日、フェイスブックページで集中治療室（ICU）入院部門（IPD）のすべての部屋の新型コロナウイルス感染症患者用のベッドは満室と投稿しました。この病院はチャオプラヤ川西岸に位置する有名な公立病院のシリラート病院に隣接するベッド数345床の私立病院です。4月初旬まで、シリラート病院では1日あたり約20人の新型コロナウイルス患者が治療を求めていましたが。 最近ではその数が1日あたり約400件に増加しています。
保健当局
保健当局はソンクラーン祭りの後に感染が減少すると予測していました。今月初めの総選挙中、多くの人が投票するために故郷の県に戻り、観光客の到着数は増加したため、新型コロナウイルスの感染者数 は増加し続けていると述べました。
公衆衛生省疾病管理局によると、全国で5月14日から20日までの期間に入院した新型コロナウイルス患者の数は1日当たり平均2,632人です。バンコク都庁管轄の病院のデータによると、1日平均感染者は1,300人から1,500人が治療を求めています。 実際の感染者数は2~3倍高い可能性があります。感染者の約2～3%は重篤な症状を示し、特に基礎疾患のある患者や高齢者です。
マヒドン大学シリラート病院
シリラート・ピヤマハラジャカルン病院による情報開示のニュースが広く広まり、一部の人々は同じ問題がマヒドン大学シリラート病院にも存在すると信じるようになりました。このためマヒドン大学シリラート病院は、新型コロナウイルス感染症患者の病床状況は依然として制御可能で正常であると発表しました。
マヒドン大学シリラート病院医学部長の医師によると、新型コロナウイルスの症状が軽度の患者と重篤な症状の患者の両方を治療しています。患者のほとんどは608高リスクグループ（60歳以上の人、8つの基礎疾患を持つ人、妊婦）に属しており、長期間ワクチン接種を受けていませんでした。これらのリスクグループに属する人々に、新型コロ ナウイルス感染症の追加接種を受けるように促しました。
プーケット
プーケット島では県公衆衛生局が新型コロナウイルス感染症は過去1ケ月間で悪化していると局が発表し、 感染者数が着実に増加していると述べました。副所長は、4月中旬のソンクラーン休暇以来、より多くの新型コロナウイルス感染症患者がヴァシラ・プーケット病院で治療を受けていると述べました。
4月から今月これまでに感染で死亡した人のほとんどは、608高リスクグループに属していました。新型コロナウイルス感染症の増加は、人々が予防策の実践を怠ったことと、4回目か5回目の追加接種が不足したことが原因である可能性が高いと述べました。
感染者数が増加しているにもかかわらず、プーケットには 新型コロナウイルス感染症による入院に対応する能力があり、新型コロナウイルス感染症病棟のベッドの15~20%が埋まっています。過去6ヵ月から1年の間追加接種を受けていないタイ人は、島内のどの病院でも無料で注射を受けることができます。
チョンブリー
ビーチリゾートのパタヤのあるチョンブリー県は5月14日～20日の1週間で新たに10,648人の新型コロナウイルス陽性を確認し、12人が死亡したことを発表しました。
感染しても無症状または軽い症状の人は外来で治療を受けますが、医師の判断で入院が必要な場合もあります。また、マスクの着用、手洗いの励行、他人との適切な距離の確保を呼びかけています。
先日旅行に行ったチェンマイではマスクをしている人は少なかったです。プーケット・パタヤなどのリゾート地も同様なのでしょう。バンコクは比較的多くの人がマスク着用しています。神経質になることはないと思いますが、手洗いとうがいは心がけたいです。
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