2023年11月1日から24時間開港
チェンマイ空港は政府の即効経済刺激政策への対応として、11月1日水曜日から24時間運用を開始することになりました。年末の繁忙期と今後、中国人とカザフスタン人のビザなしで観光客が殺到することが予想されます。労働時間の拡大は考慮することが必要です。
運行時間の拡大は、観光客が県内を旅行する際の時間制限を解放することを目的とすると同時に、航空会社が飛行ルートや時間帯を調整する際の代替手段を提供することを目的としています。
変更後の出発便
変更後はタイのベトジェット航空が運航するチェンマイから大阪関西空港への直行便が午前0時30分に最初に出発します。
今後の課題と展望
24時間運用は空港の環境影響評価(EIA)に従い、空港近くに住む住民への影響を最小限に抑える必要があります。 営業時間拡大により影響を受ける従業員への適切な補償制度も検討されます。タイ空港社(AOT)は時間延長の影響を受ける住民を対象に公聴会を開く予定です。また同県の観光・接客業を支援するため、 関連部門に対しサービスと施設を改善するよう述べました。
空港はすでに1日20便の国際線から4,800人の訪問者を迎えており、政府は24時間サービスにより国際線旅客数が約30%増加すると予想しています。
第2チェンマイ空港を建設予定
タイのセーター首相は、7年以内に第2チェンマイ空港を建設するというタイ空港社(AOT)の計画を支持する考えを明らかにしました。総工費は700億バーツに上る見通しです。
首相はスリヤ運輸相などとともに観光名所の多い同県を訪れた際、AOT側からこの計画に関する説明を受け、計画推進に同意しました。第2チェンマイ空港建設計画はチェンマイを訪れる観光客が増加傾向にあり、これに対応すべくが立案されたものです。
チャイ政府報道官によれば、第2チェンマイ空港は実際にはチェンマイ県に隣接する北部ラムプン県バーティ郡の面積約11平方キロメートルの区画に建設されます。これによってチェンマイを空路で訪れる年間の観光客数が現在の800万人から2000万人に増加し、年間の収益も現在の約20億バーツから約30億バーツに増加する見通しです。
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