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タイ 2023年10月29日はオークパンサー(出安居)です

バンコクのワット バンナーナイ イベント

オークパンサー(出安居)は仏教行事

バンコクのワット・ダーン

オークパンサー(出安居)は仏教行事の日であり、タイのカレンダーでは祝日ではありません。オークパンサーは2015年より禁酒日となっています。

重要な仏教の日ということで、コンビニやスパーマーケットなどで購入することもできません レストランは酒類の販売を中止して営業しているお店が多くありますが、繁華街や歓楽街のバーやカラオケ、ナイトマーケットのバーは閉店しているお店がほとんどです。事前に購入したアルコール飲料を、自宅などで飲むことは可能です。

オークパンサー(出安居/ออกพรรษา)とは

オークパンサーのタイ語はออกพรรษา。ออกが出る、พรรษาが雨期で、仏歴上では雨季が明けるの意味です。オークパンサーは旧暦11月の満月の日に行われる仏教行事で、太陽暦上の日付は毎年変わります。今年は10月29日(日)です。

旧暦8月の満月のカオパンサー(入安居)から3ヶ月間、寺にこもって厳しい修行をしてきた僧侶が修行を終える日となります。

カオパンサー(入安居/เข้าพรรษา)

カオパンサーのタイ語はเข้าพรรษาเข้าが入る、พรรษาが雨期で、仏歴上では雨季に入るの意味です。カオパンサー陰暦8月の満月の日を「カオパンサー(入安居)」といい、この日から約3ヶ月間、僧侶が仏教の修行に専念するため寺にこもります。

安居

安居とは、雨期を意味するサンスクリット語の vārsika、またはvarsa〈ヴァルシャ)、パーリ語での vassaヴァッサを漢語に訳したものです。タイ仏教では、雨季、パンサーพรรษาです。

本来の目的は、雨期には草木が生え繁り、昆虫、蛇などの数多くの小動物が活動するため、外での修行をやめて1ヶ所に定住することにより、小動物に対する無用な殺生を防ぐことです。

釈尊在世中より始められたとされ、その後、仏教の伝来とともに中国や日本に伝わり、夏だけでなく冬も行うようになりました(冬安居)。現在でも日本の禅宗では、修行僧が安居を行い、安居に入る結制から、安居が明ける解夏(げげ)までの間は寺域から一歩も外へは出ずに修行に明け暮れます。

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