中国Sinovac社からの20万回分
2021年2月24日の朝、Covit-19のワクチンの最初のロット(20万回分)がスワンナプーム空港に到着しました。政府は最初にワクチンを受け取った歴史的なとして、空港でセレモニーを行いました。予期しない問題なしに、次のロットは計画通りに到着し、十分なワクチン接種により集団免疫が得られると述べました。
ワクチン接種は3月1日(月)から
政府はワクチン予算12億バーツの一部を中国のSinovacに200万回分を発注しました。20万回分は26日金曜日まで倉庫に保管されチェックされます。27日土曜日に特定の病院に届けられ、ワクチン接種は来週の月曜日3月1日に開始されるように設定されています。
最初の予防接種地域
最初の予防接種は、Covid-19の管理と経済的支援の対象となる13の県の医療関係者と18~59歳の人々を対象としています。
- サムットサコーン(Covid-19の感染率が最も高い、最大かつ厳格な管理区域)
- バンコク(西部)
- パトゥムターニー(市場でクラスター発生)
- ノンタブリー
- サムットプラカーン
- ターク(ミャンマー国境のメーソート地区)
- ナコンパトム
- サムットソンクラーム
- ラチャブリー
- チョンブリー
- プーケット
- スラートターニー(サムイ島を含む)
- チェンマイ
感染率が最も高い県サムットサコーン(厳格な管理区域)と、Covid-19管理区域として指定された8つの県の他、経済的に重要な4つの県としてチョンブリー、プーケット、スラタニー、チェンマイも優先されます。
アストラゼネカ
2021年2月24日にイギリスのアストラゼネカから117,000回分も到着しました。アストラゼネカのワクチンは、輸入されることについて事前にに言及されていなかったので驚きになりました。
タイ首相はアストラゼネカのワクチンを接種予定
世界各国ワクチン接種がスタートすると先ず、国のトップが接種をすることが多いです。安全性を国民に訴えることになります。英国のジョンソン首相、アメリカ合衆国バイデン大統領など。
タイのプラユット首相は67歳のため、中国のSinovacが、18〜59歳でのみ治験されていて接種できないからです。保健省の大臣が50代でSinovacのワクチン接種を行う予定です。
ワクチン接種
ワクチン接種の1回目と2回目の間隔は、Sinovacでは14〜28日、アストラゼネカでは6週間です。接種は最初に医療施設で行われ、人々は接種の後30分待たなければならず、副作用がないか監視されます。
最初に到着したワクチンのロットは、Sinovacを20万回分。その後、3月に80万回、4月に100万回分の接種予定です。2021年のタイ人向けの残りのワクチンはアストラゼネカのもので、Siam Bioscienceによってタイ国内で製造され、5月から6月までに2600万回、その後はさらに3500万回の接種が予定されています。
プラユット首相は「ワクチンは、観光産業と事業運営の回復を支援する役割を果たすだろう」と述べました。
タイに住んでいる外国人はどうなるのか気になります。
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