タイ 吊るせるイェップベープを創りました

バイトーン（バナナの葉）に花びらを縫い付ける

前回、バイトーン（バナナの葉）をベースに花びらを縫い付けてお花1輪を創りました。今回は吊るせるイェップベープを創ります。ベースはバイトーン（バナナの葉）を使用します。バイトーンは縦横に5枚重ねにし、中央をホッチキスで留めて固定します。出来上がり寸法の円の大きさにカットします。円に合わせて細い針金を糸で10ヶ所縫い付けてベースは出来上がりです。

ベースの準備に時間を要するため、先生が事前に針金が縫い付けられたバイトーンの円のベースを用意してくれました。

吊るせるイェップベープの作り方

円の外周に白のオーキッドの花の先端を使います。花びらの下部の固いところをカットして、着物の衿を合わせるように軽く折ります。右が上でも左が上でもOKですが、どちらかに固定して1周します。縫い付けるときに1ヶ所は花びらのすぐ横に糸を出し、次に花びらに縫い付けます。こうすることにより花びらが切れることが無くなります。ベースのバイトーンより5ミリほど先に固定し、同じ高さになるように注意して1周を縫い付けます。

外周の作業が終わると花びらの種類を変えて内周にかかります。ピンクの花びらは事前に先生が染めてきてもらっています。花びらの下部のところはカットし、上部からクルっと巻いたものを、一つずつ糸で縫い付けていきます。高さを揃えながら、少し立った感じに縫い付けるのはかなり難しく少しバラバラな感じになりました。

花の真ん中の仕上げ

内周を真ん中部分まで仕上げ、お花の芯を作ります。白いドークラックの花のガクを縫い付け、赤紫の千日草をポイントに使用します。

イェップベープの仕上げ

バイトーンのベースのイェップベープを2枚作り、両サイドを縫い付け固定します。上部にはドークラックで作った吊り輪、下部はウバを取り付けます。今回も時間を要するウバは先生が事前に作って用意してくれています。空間に吊るすと両面から見えるイェップベープの完成です。