マカブーチャは仏教行事の祝日で26日~28日まで3連休
マカブーチャ(万仏節)は仏教の祝祭日のひとつで、陰暦3月の満月の夜に祝われます。そのため毎年日にちが変わります。2019年は2月19日、2020年は2月9日(10日に振替)でした。
マカブーチャ(万仏節)は仏教行事の中でも、ブッダが入滅する3ヶ月前に何の事前の知らせもなく1,250人の弟子達が集結し、ブッタが具足戒を与え、悟りを得たという事で重要な日です。
コロナ禍のマカブーチャ(万仏節)
タイでは、通常ならば多くの人々は夕方から夜にかけて寺院へタンブン(徳を積む)に出かけます。規制緩和されますが、寺院に多くの人々が集まって、密になってはクラスター発生の原因にもなるので、人数規制などは敷かれるようです。もちろんマスク着用、消毒液、ソーシャルディスタンスは取ります。タイチャナアプリも必須です。
コロナ禍でマカブーチャにお参りできない方に、お参りする動画もあります。
マカブーチャは禁酒日
仏教行事は禁酒日のことが多いです。2月26日(金)午前00:00〜午後23:59までは、飲食店でもスーパー、コンビニでもお酒は買うことはできません。この法律を破った販売店は、1万バーツの罰金刑です。
僧侶への施しと健康問題
公衆衛生省は病院で治療を受ける僧侶の慢性の非感染性疾患を病院からの情報をもとに発見しました。
- 高コレステロー
- 高血圧
- 糖尿病
- 腎不全
- 非栄養食による変形性関節症
上位5つですが、成人病と同様です。
多くの人がお参りをするマカブーチャの前に保健省はタイの人々に、「健康を守り、世界を救い、病気を減らす」という形で、安全で病気から離れる新しい方法施しをするよう呼びかけています。健康増進基金(タイ健康増進財団)のマネージャーであるSuprida Adulyanon博士は、栄養の原則に従って、Thai Klai MonksProjectによって適切な食糧を提供と述べました。
- 新鮮で高品質なものを選択し、糖分・塩分を控えるメニューを選択する。乾燥食品の場合、FDAマークの付いたもの。
- 施しを適切な量に(多すぎたり少なすぎたりしない)。
- 環境に優しい布製のバッグを持って市場で買い物をし、料理や既製の食品の材料を購入します。
- 食事の施設を提供する寺院のために、プラスチックのフォームの使用を減らし、食品の包装にも天然素材を使用するのが最善です。
施しで食事をされている僧侶の健康に関しての保健省の提言はパンフレットにもなっています。
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