スントンプーはタイの大詩人
先日、MRT Samyot(サムヨット)駅から北へ寺院を訪れた際、スントンプー博物館に寄りました。
スントンプー博物館の行き方
MRT Samyot(サムヨット)駅下車。Maha Chai Rd(マハチャイ)通りを北へ進みます。ロマニナート公園の横を歩き、Soi Samran Ratで左折し、1本目の通りを北へ進むとスントンプー博物館があります。案内看板も出ています。
博物館内
案内看板がある所から中に入ると、上記画像のチーク材でできたリビングのような場所が目に入ります。案内の方にタイ語はできるかと聞かれ、英語でお願いしますと答えると、案内の方が英語があまりできないため、詳しい説明ができないので、自由に一人で見て回ってくださいとのことでした。写真撮影もOKでした。館内にはタイの花細工、ナーチャーンが至る所に飾られています。生花ではなくプラスチックですが。
1つ目の部屋
1つ目の部屋は案内してもらい、スントンプーの詩を歌ってくださいました。スントンプー氏が使用していた食器などが展示されています。
2つ目の部屋
壁面に作品が描かれており、読んでくださいね。と言われて説明は終わり。
小部屋
2つの小部屋を見て、博物館の見学は終了しました。入館料は無料で、チップBOXが置いてあります。案内の方と少し話をしてチップを置いて帰りました。私が今まで訪れた中で1番小さな博物館でした。
スントンプーの生涯
Sunthorn Phu、1786年-1855年はタイの詩聖と呼ばれる大詩人。1986年には生誕200周年を記念してユネスコの祝賀を受け、賞賛されました。クレーン紀行詩によりその文才を認められ、プーはラーマ2世により宮廷歌人の職に就くも、酒に酔って王族を殴り、投獄されました。その後釈放。この後、宮廷内では熱弁を奮い、タイ古典文学史上最高作品と言われる「クン・チャーン=クン・ペーン(ขุนช้างขุนแผน)」などの作品の共作をしました。
ラマ3世には官位は剥奪され出家ましたが、その後、ラマ4世に以前よりも高い官位で王宮で複数の詩を書きました。スントーン・プーの人生は波乱に満ちた人生であった上、民衆に最も近い古典文学者であるためいろんな伝説を生みました。
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