2020年7月からバンコク~羽田便が運行開始
非常事態宣言中のタイですが、6月末まではタイへの航空機の乗り入れは禁止でした。7月に入り日本への帰国が可能となりました。7月2日にスワンナプーム空港から羽田へANAで帰国した友人からの報告です。
スワンナプーム空港の出国手続き
スワンナプーム空港ではセンサーによる検温チェックはありますが、特別な検査などはなく、通常通りのイミグレの出国手続きです。飛行機内はマスク着用。乗客は少なく、空席も目立ったようです。
羽田空港
羽田空港到着後、PCR検査の受け入れ体制の準備が出来るまで、到着便の機内で待機します。その間に健康診断質問書チェックに記入します。PCR検査の列に並ぶまで1時間機内で待機。
PCR検査
航空機から降りたターミナルの隅の通路にパーティションで囲ったPCR検査コーナーがあります。4ヵ所の検査コーナーがありますが、早朝の到着便のため1ヵ所のみ稼働でした。
PCR検査前に、健康診断質問書のチェックを受け(項目の記入漏れが無いか否か)、その際に検体番号の入ったタックシールを渡されます。
PCR検査の方法
鼻の奥の方の粘膜の細胞をとるための細い耳掻きのような物で、先が小さい綿棒です。徐々に鼻の奥まで入れ、2、3回グリグリ回して、そっと引き抜く作業なので、2~3分で終了します。
その際、むず痒くてくしゃみをする人もいるため、鼻を見せて、口まではマスクをするように検査官から指導されます。
PCR検査終了後
PCR検査後に検体番号の入ったタックシールは回収され、代わりに検査済み証明のピンクの紙を貰います。
次のチェック場所へ
PCR検査済み証明をもらった後、10分ほど歩いた場所で健康診断質問書と待機方法及び送迎の有無のチェックを受けます。チェックの場所までの通路で何回かPCR検査済み証明の提示を求められます。
友人の場合は知人が車で迎えに来て、待機場所(自宅、ホテルなど)まで送迎するため、書類チェック確認のサインをしてゲートを通過しました。
入国
すべてのチェックが終了したら、通常の入国検査です。パスポートチェック、荷物検査を終了して入国です。
PCR検査の結果
陽性の場合は検査当日の2時間後ぐらい(検査の判定でき次第)に連絡がきます。陰性の場合は当日連絡はなく、2日後ぐらいに連絡がくるようです。
厚生労働省のLINEアプリ
PCR検査が陰性の場合も2週間は待機となります。厚生労働省からの注意事項の書類を参考にLINEアプリをダウンロードします。毎日検温してアプリで報告を2週間継続します。
LINEがない場合は待機場所の管轄保健所に電話で連絡するようです。友人はLINEアプリで検温の報告をしています。
7月3日の報告内容です。今後トラベルバブルなどで検査方法も変わるかもしれません。帰国される方は最新の情報もチェックしてください。
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