MRT Lumphini(ルンピニ)駅近くのギャラリー
現在では映画のポスターは、デジタル技術のおかげで世界共通でデータを使用できます。タイ映画の手描き映画ポスターのパイオニアであるPiak氏他の原画を含む作品の展示会です。
The Bai Pid(バイビッド展)の行き方
MRT Lumphini(ルンピニ)駅下車。2番出口を出て、交差点の方へ進み、N Sathorn Rd(Nサットン)通りを渡ります。Rama4世通りを1.2分歩き、Sala Daengソイ1を左に曲がります。少し歩いて、左に曲がると展示会を開催しているWOOF PACK BUILDINGの入口があります。ポスターが貼ってあるので目立ちます。階段を2階へ上がるとThe Bai Pid展です。
入場料は無料。
ギャラリー内 通路
入口から右に進むと、通路に原画とポスターの両方が展示されています。主にタイ映画のポスターです。1970年~80年頃の作品です。原画は250,000バーツ。
ハリウッド映画のポスターも展示されています。左はランボー3(主演シルベスター・スタローン)。
ギャラリー内小部屋
Piak氏のインタビュー映像を見ることができます。彼の90歳の誕生日に、彼の生徒たちは失われた映画ポスターの芸術を復活させています。Woof Pack Projects、Doc Club&Pub、Thai Film Archiveが協力して、Woof Pack Galleryで展示中の「Bai Pid」展を開催しました。
タイ映画ポスターの歴史
1930年代、タイ映画は油絵が映画ポスターでした。 1950年代~1960年代には、Piak氏を含む象徴的な映画ポスターアーティストが登場しました。彼は1970年代のタイのスクリーンに影響を与えた監督になりました。
ポスター制作にあたり、 映画のプロモーターから重要なシーンについて教えてもらい、デザインしてペイントしていたので、シーンが何であるかはわからないそうです。原画のデッサンも展示されています。
1967年にPiak氏が美術学校を開校。当時使用していた油圧式の塗装テーブルが入口に展示されています。その学校で学んだBanhan Thaitanaboon氏も多くの映画ポスターの作品を残しています。
バンハン氏の初期の作品は、ガンマン(1983年)やナンプの物語(1984年)などをポスターカラーで描いていました。それから彼は油絵の具に変わりました。バンハン氏は現在、肖像画家です。彼はいくつかをタイ映画アーカイブに寄付しました。
左上はショーンコネリー主演の007です。
Cafe
ギャラリーの中にカフェがあります。映画ポスターが飾られ、関連書籍も置いてあります。
2022年7月17日まで開催。毎日AM10時~PM9時 入場料無料
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