スポンサーリンク

バンコク ドゥシット地区の花文化博物館を訪れる

バンコク花の文化博物館 美術館・アート

The Museum of Floral Culture

バンコク花の文化博物館

The Museum of Floral Culture(花文化博物館)はドゥシット地区の閑静な地域にチーク材を使用したコロニアル様式の邸宅です。100年ほど前ラマ6世の時代に建てられ、造園された庭を含め総面積1800㎡に及びます。

国際的に活躍中の著名なタイ人フローラルアーティスト、サクン・インタクン氏により創設されました。

花文化博物館とカフェは2022年3月29日、閉館しました。

花文化博物館の行き方

バンコク花の文化博物館

MRT、BTSなどは近くを運行していないため、タクシーかバスになります。

  • タクシー:最寄り駅はBTS Ari(アーリー)駅。
  • Grab:モバイルのアプリ使用で自宅から花文化博物館を往復できます。
  • バス:Victory Monument(戦勝記念塔)のPhayathai Sideから14番のバスに乗り、 Wat Sawaswareesrimaramt下車。Nakhon Chaisi Rdを交差点で右折、Ruam Chit Rdを北に7分ほど歩くと右手に花文化博物館があります。

交差点の角に上記のサインが設置されています。

博物館案内

バンコク花の文化博物館
  • 営業時間:火~土曜:AM10:00~PM 6:00(月曜定休)
  • 料金:150バーツ
  • ガイド:日本語ガイドツアー(ボランティア)は毎週水曜日 10:30~12:30
    英語・タイ語のガイドツアーもありますが、花文化の歴史、創作を詳しく知りたい方は日本語ガイドツアーをおすすめします。

日本語ガイドツアーの予約方法

花文化博物館公式 FaceBookの「メッセージを送信してください」から予約できます。日本語で予約、返信も日本語対応。

花文化博物館公式HP
花文化博物館公式 FaceBook

博物館内

バンコク花の文化博物館

博物館内は写真撮影は禁止されています。タイの花文化といえばマーライ(花輪)で、仏教、神様と多様されています。僧侶や尊敬を込めて偉い方に差し上げることが多いです。花飾りはインドのヒンズー教に由来しています。

大量の生花をバラバラにして縫うなどの手法は、一年を通して花材が豊富な地域性が可能にしています。

館内ではマーライの歴史や、王室のスペシャルなマーライの他ラオス、インドなどの国々の花飾りなども展示されています。サクン・インタクン氏のコレクションの工具も展示しています

タイの人々にとっての花文化

タイ人の人生の節目(出家・結納・結婚・葬儀)に生花を使った花細工(マーライ(花輪)だけでなくお供えや吊るし飾り全て)が寄り添っています。

花細工は飾りではなく徳を積むための捧げ物なので細かい細工はしません。マーライ(花輪)、吊るし飾り、バナナの葉(バイトーン)は針と糸と鋏だけで創作します。

ティールーム

バンコク花の文化博物館

見学の前に飲み物をオーダーして、見学後に窓越しにランが咲く庭園を見ながら、ゆったりとした時間が過ごせます。壁面には70年ほど前のマーライの写真が展示されています。

バンコク花の文化博物館

ティールームは、テラスと室内の2ヶ所あります。ヨーロッパのリビングの雰囲気です。室内は空調が効いていますが、テラスの方が自然の風が吹いて心地よいです。

博物館外観

バンコク花の文化博物館

この建物が建築された頃は、運河が交通手段だったため、現在の裏側が当時の正面です。現在の正面入口の道路は後に造られたものです。

庭園に咲く花

本日急な雷雨で館内を見学している間に、雨が止み、雨上がりの花を撮影することができました。珍しいカラーのランや蕾のままのようなハイビスカスなど初めて見る花もあります。喧噪のバンコクの中で、静かな時を花と過ごせる貴重な空間です。

The Museum of Floral Culture(花文化博物館)のMap

コメント