バンコク芸術文化センター 8Fで2019年3月1日~4月12日まで「天天向上」が開催中
Bangkok Art and Culture Centre(バンコク芸術文化センター)はバンコクアートビエンナーレも開催されていましたし、何回か足を運んでいます。
BTS National Stadium(ナショナルスタジアム)から直結、BTS Siam(サイアム駅)からも徒歩で5分とアクセスもいいし、入場料も無料ですから、時間ができたときに現代アートの展示をフラッと見に行くことができます。
天天向上(Tian Tian Xiang Shang)とは
天天向上とは中国語で毎日進歩するを意味する格言です。1950年代では中国のすべての小学校で自己反省と自己改善の精神を学んできました。
教育および文化機関内で批判的な講義に懸念を示した共同芸術監督でZuni Icosahedronの創設メンバーであるDanny Yungが、1970年代に格言を小さな男の子に擬人化したコンセプト漫画を作成しました。
作品の特徴
展覧会のコンセプトはArts is Learning Learning is Arts.(芸術を学び、学びは芸術)で創造的な文化交流です。展覧会は香港、シンガポール、日本、カナダ他、多く国の様々な分野のアーティストによる約200点の作品を展示しています。さらに、ホスト国のアーティスト、デザイナーが100以上の作品を追加しています。
立体の作品は1点1点に個性があり、中々ユニークです。高さ1mくらいの大型の立体作品や、イラストの作品も多く展示されています。
一般来場者も3月はワークショップの部屋で自分のTian Tianを製作することができます。来場者は圧倒的に学生が多いです。美術系の大学生、課題制作と思われる高校生です。
他のフロアーの作品
バンコク芸術文化センターの2・3Fの螺旋状の場所でもイラストのアート展が開催されています。
B1と1Fの屋外のパブリップスペースではSingapore(シンガポール)を紹介しています。建物の正面壁面もシンガポールのイラストです。B1はモニターを使用してシンガポールの映像を流しています。パブリップスペースにはステージも設置されているので、トークもしくは音楽です。
屋外にもオブジェが設置されています。アートビエンナーレの期間のようにすべてのフロアーでの開催はありませんが、2ヶ月スパンぐらいで、次々と展覧会は開催されていきますので、楽しみです。
Bangkok Art and Culture Centre 公式HP
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