火災報知器の定期点検
事務所のスタッフの方から明日、「Fire alarm(火災報知器)の点検を随時周りますから。」と声を掛けられました。アパートの設備に関する点検などは1階の掲示板に案内の張り紙が出され、特に重要事項の時はエレベーター内にも貼られます。
バンコクのアパートに住んで、もうすぐ1年になりますが、火災報知器の点検は初めてですが、日本に居る時もマンション住みが長かったので、火災報知器の点検は経験しています。
点検作業
アパートの事務所のスタッフと制服着用の点検サービス会社の方2名が訪問しました。
棒の先に取り付けた装置を天井に設置されている火災報知器に押し当てて、作動に異常がないかチェック
通常の作動が確認された後、フィルターの埃を取り除き元に戻して終了です。点検作業時間は5分ぐらいで完了します。棒の先の装置の中には熱源が入っていて、これによって火災報知器を発報させて点検するしくみです。日本の点検と全く同じです。この点検の時はアラームが何度か鳴り響きます。
火災報知器の義務化(日本)
アパート・マンションを借りる時に天井に火災報知器の有無はチェックをしますが、常時作動しているかが重要です。1年に1回点検するタイの法律があるのかは分り兼ねますが、日本では年に2回の点検が義務付けられています。実際は、年に2回点検に来ていた記憶はありません。年に1回ぐらいの気がします。
2006年6月1日に改正消防法が施行され、新築住宅の居室や階段上などに住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。完全に動作する事で火災が早く発見できます。
マンションは2006年以前からも設置されていますが、築年数が古い物件は設置されていないこともあります。1年半ほど前にAirbnbが火災警報器を義務化して、築年数が古い物件で部屋を貸していた所は一斉に撤退しました。世界的に火災警報器は重要という事でしょう。
ガス警報器
各家庭にガスが引かれている日本では、通常ガス警報器も設置します。大阪出身の私は大阪ガスの「ぴこぴこ」を設置していました。
バンコクでは各家庭にガスは引かれていません。インフラは電気と水道のみです。
ガスが引かれていないため、飲食店もLPガス(プロパンガス)を使用します。アパートでプロパンガスの使用は禁止されていて、料理はカセットコンロか電気調理器です。一軒家の場合はプロパンガスは使用できます。地震の多い日本でガスも整備されていて、インフラは改めて進んでいると感じます。
消防設備
消防設備に関しては、各階に消火器と消火用ホースが設置されています。
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