2021年6月1日にタイが「変異株B.1.617(英国株)指定国・地域」に指定
6月1日以前は出国前72時間以内の「検査証明書」の提示と日本に到着後の空港での抗原検査、2週間の自主隔離でした。私も1月に一時帰国した際に「検査証明書」を提示しました。
最近日本に一時帰国した友人からの検疫隔離の様子です。
羽田空港
検疫所で「出国前72時間以内の検査証明書」の提示、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等についての誓約書を提出します。
誓約書の厚生労働省のHP
接触確認アプリの導入等の厚生労働省のHP
接触確認アプリは位置情報GPSの設定などがありますので、事前に確認が必要です。
空港から宿泊施設へ
タイを含め、変異株B.1.617(英国株)指定国・地域から入国者は空港でグリーンのタグを手首につけます。空港から宿泊施設へは検疫所が手配したバス等で移動することになります。宿泊施設がどの施設になるかは到着当日まで判明せず、事前に指定することはできません。バスはソーシャルディスタンスを取るため、2人座席に1人掛けです。知人は羽田から1時間ぐらいの両国の宿泊施設でした。
隔離宿泊施設
入国日の翌日から起算して3日間(3泊4日)、隔離宿泊施設で過ごします。4日目に再度PCR検査を受け、陰性と判定された場合には、宿泊施設を退所できます。宿泊施設から再度空港へ戻り、自分の待機場所(自宅など)へ移動できます。ただし公共交通機関の使用は不可です。
隔離宿泊施設の食事
食事を含め、宿泊(待機)施設に滞在中の経費については全て公費負担となります。食事は3食お弁当が配られます。知人の宿泊施設では館内放送で今から食事が配られますと案内があり、各部屋に配り終えたら再度館内放送で、マスクを着用してドアノブにかけられたお弁当を速やかに取るように案内されました。
3泊4日で短期間ではありますが、隔離検疫は大変です。タイの変異株の感染者が減少すれば、検疫隔離もなくなりますが、しばらくは無理でしょうね。
3泊4日の隔離検疫を課せられている国
南アフリカ共和国、ブラジル、アラブ首長国連邦、イタリア、オーストリア、スイス、スウェーデン、オランダ、ドイツ、ベルギーなど。
ベトナム、マレーシア、英国、エジプトなどは6泊7日、インド、スリランカなどは9泊10日です。
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