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タイ バイトーンでお皿を創りました

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿 花細工

バイトーン(ใบตอง)はタイ語でバナナの葉

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

タイで暮らしているとバナナはとても身近にあります。バンコクの都心部でも空地にバナナの木を見かけるほどです。バナナの葉を巻いて料理にも使用しますが、今回、お皿を創るバイトーンは料理用ではない柔らかい種類の葉を使います。

バナナの葉は、大きくてしなやかで防水性があるため飾ることができます。食品包装および食品容器は、熱帯または亜熱帯の国々で広く使用されています。湿気の多い熱帯地方の伝統的な家で仏教やヒンドゥー教の儀式を飾り、象徴するために使用されます。

柔らかいバナナの葉はPak Khlong Flower Market(パーククローン花市場)に売っているそうです。

材料

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿
バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

バナナの葉にお皿をあてて、カッターナイフでカットします。お皿の周りの装飾には6×12cmぐらいでカットしたものを使います。バナナの葉は手で簡単にさくことができます。装飾部分を糸で縫い付けていきますが、タイガーマークの糸がお勧めだそうです。

創作

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

6×12cmぐらいにカットした長方形を真ん中から折ります。端をホッチキスで留めます。

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

お皿の1周に約30個の装飾部品を使用します。お皿の原型となる葉は6枚を使用、両面に葉の表がくるように重ねます。真ん中の3枚目に挟んで時計回りに2ミリ程度隙間をあけて、縫い付けていきます。

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

装飾の1周が終わると、2周目を縫い付けていきます。1周目の隙間からきれいに見えるように中間に置きます。1周目と同様に時計回りに装飾部品を縫い付けていきます。2周目になると厚みもあるし、バナナの葉は粘り気があるため、針を通すのも大変です。

2周目が終わるとお皿の表面の、縫い糸を隠すために、テープ状にカットしたバナナの葉で縁取りの飾りを縫い付けます。葉を交差するように1周縫い付けたら完成です。完成までに3時間ほどかかりました。

バイトーン(バナナの葉)で創るお皿

最後の仕上げの縁取りが難しく、悪戦苦闘、先生に手伝っていただき何とか完成しました。前回作ったマーライもそうですが、生花、バナナの葉を糸で縫い付けて創るのはタイの文化です。

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