タイの観光ビザをラオスで取得する際に通帳と残高証明が必要なケースがあります。
タイで銀行口座を開設するのは年々困難になっています。5年ぐらい前までは旅行者でも簡単に銀行口座を開設できたようですが、マネーロンダリング対策もあり、口座開設に必要な書類が要ります。
ラオスのサバンナケットに以前ビザランに行った時、通帳と残高証明が必要でした。ビエンチャンでは以前は必要なかったのですが、最近はビザランの必要書類に追加されていて、口座を開設したので手順を説明いたします。
クルンシー・アユタヤ銀行 エムクオーティエ支店
クルンシー・アユタヤ銀行は三菱UFJ銀行のグループです。ホームページに日本語版もあり、日本語のコールセンターもあります。口座開設の際は日本語のデスクが設置されています。
プロンポンのエムクォーティエ支店の他はバンコック・トンソン支店、ジェイアベニュー・トンロー支店に日本語のデスクが設置されています。
必要書類
HPにはパスポートに加え、以下のいずれか1点と記載されています。
- ワークパーミット
- ノンイミグラントビザ(ビザの種類B/D/ED/F/O/O-A)
上記の書類がないため、アパートの賃貸契約書を用意しました。本人の賃貸契約書で制限付きの口座は開設できますと言われました。契約しているアパートのオーナーのID、サイン、電話番号の書類を用意すると制限なしの通常の口座を開設できますと言われて、書類を用意して再度出直すことに。
口座開設
銀行から要望された契約しているアパートのオーナーのID、サイン、電話番号の書類を用意して再度銀行の窓口へ。オーナーと電話で確認を取ると前日は言われましたが、オーナーがアパートに住んでいて、電話はアパートのオフィスの電話と説明すると、電話確認は無しで口座開設の手続きに入りました。
銀行カードの種類
バンコクのみでATMを利用し、バンコク外での利用に手数料がかかるカードとタイ全土で手数料がかからないカードの2種類から選択します。最初のデポジットの金額が異なります。タイ全土で手数料がかからないカードを選択。
後は流暢な日本語を話すタイ人スタッフの方の指示で順次書類にサインをしていきます。口座の利子、維持などの説明を受けて、すべての書類にサインをして通帳が発行されます。銀行カードは機械に暗証番号6桁を入力して即時発行されます。
カード発行の際に、不正防止の為でしょうか、上司の人がチェックに来てから発行されます。
日本の場合は後日郵送でカードを受取りますが、在宅していない場合が多いので、郵便局に受取に行くのも不便です。タイの銀行では即時カードが発行されます。また、ショッピングモールに入っているタイの銀行は土日も営業していて何かと便利です。
銀行口座を開設できたのでビザに必要な書類が揃いました。なお、観光ビザの取得には口座に2万バーツ以上の残高が必要です。
諸事情で変更もあるかと思いますので、HPで確認をしてから銀行に行く方が無難です。
コメント