ワット・サケットからバンコク市内が360度見渡せる
Wat Saket(ワット・サケット)は高さ約80メートルの黄金の丘 Phu Khao Thong(プーカオ・トーン)の頂上にある黄金の仏塔(チェディ)に仏舎利が納められています。
Wat Saket(ワット・サケット)の行き方
●MRT Sam Yot(サムヨット)駅下車。Charoen Krung Rd(ジャルンクルン)通りを西へ進み、運河を超えてBoripet Rd(ボリペット)通りを北に歩くと右手にあります。徒歩約15分。
●センシーブ運河西線の最終船着き場、Phan Fa Lilat Pier(パンファ・リラット)下船。運河の橋を渡り南へ徒歩2分。Pratunam Pier(プラティナム)から4つ目です。
私はドゥシット方面からRatchadamnoen Nok Rdを散策しながら行きました。帰りはセンシーブ運河の船上ボートにプラティナムまで乗りました。
Wat Saket(ワット・サケット)の歴史
ワット・サケットはアユタヤ王朝(1351~1767年)から存在する古い寺院です。元来はワット・サケーと呼ばれていましたが、1782年チャクリー王朝が創設された時にワット・サケットに改名されました。
「サケット」の意味は、王室の用語で国王が散髪されることです。クメール王朝との戦いから戻ったチャオプラヤー・チャクリーはトンブリ王朝末期の騒乱を沈静化した後、Rama1世として即位する際、この地で散髪してから儀式に臨んだと伝えられています。
Wat Saket(ワット・サケット)
入口から黄金の寺院が見えます。寺院のMapがあり、右へ進む矢印のサインがあります。黄金の丘は人工的に造られていますが、グリーンも植樹され、雰囲気はあります。
寺院内の階段
検温チェックとThaichanaのチェックを終えて、スピーカーから僧侶の読経が聞こえてくるらせん階段を上ります。階段は段差も低く緩やかです。
らせん階段の途中に平坦な箇所があり、鐘を鳴らしながら頂上を目指します。
頂上の内部
入口から344段のらせん階段を上がると頂上に着きます。回廊になっており黄金の仏像、曜日ごとの仏像などが飾られています。1周すると仏塔のある上へ上る階段があります。
仏塔
高さのある黄金の仏塔がそびえ立っています。バンコクの街が360度見渡せます。バンコク近郊は平地のため、はるか遠くまで800メートルの高さからでも眺めることができます。あいにくの曇り空が残念ですが。
頂上で銅鑼を3回鳴らしてお祈りして、らせん階段を鐘を鳴らしながら下りました。下りはショートカットの道があり以外に早く着きました。できれば晴天の日に再訪したいです。
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