日本入国時のVisit Japan Webサービスの今後

2023年4月5日から簡素化

日本入国時、イミグレーションの前にVisit Japan Webの検疫手続（ファストトラック）でワクチン接種証明書をアップロードして審査完了の青の画面を係員に提示し、審査完了青の画面の人と審査が完了していない人を振り分けていました。完了していない人はその場で入力。

2023年4月5日から、審査完了の青の画面の提示をすることはなく、イミグレーションまで行くことができるようになりました。税関申告をVisit Japan Webに入力している場合は税関も画面提示です。ただし簡素化されるのは日本パスポート保持者のみです。

出国時空港カウンターでワクチン接種証明の提示

日本入国時に、審査完了の青の画面の提示は無くなりましたが、出国時の空港のチェックインカウンターでワクチン接種証明書の提示を求められました。ワクチンパスポートも所持していましたが、審査完了の青の画面を提示しました。3回以上終了のワクチン接種証明書か72時間以内の新型コロナウィルスの陰性証明書が必要で、このいずれかを提示できなければ原則帰国不可。

香港・マカオを除く中国からの直行便で日本に入国する場合は従来通りVisit Japan Web上で各種証明書を登録し、検疫から入国、税関まで提示が必要です。

日本入国時の提示は無くなっても、出国時に必要なので基本は変わりません。ただし、日本入国の時間は短縮されました。

5月8日以降はどうなる？

日本は2023年5月8日以降、新型コロナウイルスが2類から5類に変更されます。現時点ではファストトラック自体が撤廃されるのか、それとも運用をもっと簡略化するのかは決定していません。後日発表されるということです。タイ入国のように撤廃されるといいのですが。また決定したら記事にします。