公衆衛生省が入手予定を発表
タイは2021年半ばにCOVID-19ワクチンを入手予定です。2600万回の投与が確認されています。
疾病管理局長の代わりを務めるオパス博士と国立ワクチン研究所所長のナコーン・プレム・スリ博士と共に副首相兼保健大臣によると、COVID-19ワクチンの承認申請に向けた手続きに入るアストラゼネカとの事前予約によるワクチンの提供のために、内閣に37億バーツの予算を要求しました。
内閣は、公衆衛生省の提案に従い、アストラゼネカに事前予約することにより、タイ市民にコロナウイルスワクチン(COVID-19)を提供することを承認しました。 2020年11月17日、国立ワクチン研究所は事前予約によりワクチン接種の契約を獲得し、ワクチン購入する契約の締結は疾病管理局に与えられました これにより、1,300万人の対象をカバーするために2,600万回分のワクチンが提供されます。
アストラゼネカ
アストラゼネカは英製薬大手で、2020年11月23日に英オックスフォード大と共同開発中のコロナウイルスワクチンが、最終段階の臨床試験(治験)で平均70%の効果を示したと発表しました。直ちに世界各国での早期使用の承認申請に向けた手続きに入ります。
日本はアストラゼネカと1億2000万回分の供給で合意済みで、このうち3000万回分は2021年1~3月に供給される見通しです。
ファイザー
ファイザーは米製薬大手で独ビオンテックと開発中のコロナウイルスワクチンの緊急使用許可を2020年11月20日、米食品医薬品局(FDA)に申請しました。ウイルスワクチンの緊急使用許可申請はアメリカ国内で初めてのことです。
ワクチンは欧州でも承認を急いでおり、アメリカ、欧州、日本などが供給申請をしています。タイはファイザーとは供給申請予約ができていないため、アストラゼネカの供給申請予約は大きくニュースで取り上げられました。タイがワクチンを取得するための予算は60億バーツです。
ワクチンの承認、摂取が始まると世界的に感染者数も抑えられ、世間のコロナウイルス感染拡大の不安が減り、免疫隔離の日数が緩和されるとタイへの観光渡航も近づくと思います。
コメント