バンコクの隣県 プラプラディーンで旋風の被害

プラプラディーンはサムットプラカーン

Phra Pradaeng(プラプラディーン)はチャオプラヤ川が蛇行するバンコクの肺と呼ばれるバーンカチャオとBhumibol 1 Bridgeの架かる西側の地域です。今回、チャオプラヤ川の西側Suk Sawat 76の地域で2021年10月4日の夕方に2つの旋風が発生しました。

旋風の被害状況

Phra Pradaeng(プラプラディーン)の道路は暴風雨で浸水し、午後6時頃から、旋風がいくつかの住宅団地を襲い、数十戸の住宅は倒壊し、窓ガラスが割れ、電線上に落ちた多くの木々は倒れ、少なくとも7台の車が被害が報告されました。

空を渦巻くようにあらゆる物が巻き込まれ、旋風がおさまった時に、約100キログラムの重さの大きな鉄板を含む物が住宅地の地面に落ちました。旋風は5分以上この地域を移動しており、吹き飛ばされた物がぶつかり、怪我人もでています。

旋風(Whirlwind)とは

小規模な回転する風の渦巻で、辻風(つじかぜ)、つむじ風ともいいます。砂塵(さじん)を伴う場合は塵旋風(じんせんぷう)。規模の小さなほぼ垂直の空気の渦巻で、通常直径50m以下、数分程度でおさまります。

竜巻との違い

竜巻は、上空の雲から垂れ下がるろうと状の雲をともなっていることが特徴です。竜巻の大きさはさまざまですが、多くは直径100mから600mとなります。また、被害状況から風速100m/sを超えていると推定されるものまであり、破壊力は気象現象の中で最大と言われています。

旋風(つむじ風)は、竜巻のように雲を伴うことはありません。晴れた日に強い日射で地面が暖められて発生することが多く、直径は数mから数十mと竜巻よりずっと小規模です。竜巻は積乱雲の発生などの前兆が見られますが、旋風(つむじ風)は晴天時にいきなり発生することが多いようです。

竜巻の発生地域

世界的にみると竜巻は年間約1000個、発生しており、地域的にもっとも多いのはアメリカ合衆国で年間約800個発生しています。アメリカの中央部は世界でもっとも竜巻の発生しやすい地域です。アメリカの天気予報では竜巻の情報が放送されます。

このほかで竜巻の発生がみられるのはヨーロッパ、インド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国、パラグアイ、ウルグアイなどで、緯度的には温帯に集中し寒帯、熱帯では少ないです。

先日から洪水の警告もでていますし、天気予報にも要チェックです。

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