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バンコクにおける飲食店のスタッフの定着率

バンコクは外食文化が発達していて、マクド、KFCなどのグローバルチェーン店から個人経営店舗まで数多くの飲食店があります。

日本のチェーン店で人件費の削減による深夜のワンオペがクローズアップされたこともあります。

バンコクでは人件費が安いこともあり、飲食店には調理、ホールも多くのスタッフが働いています。コンビニも同様に多くのスタッフがいます。

最近友人のお店がリニューアルオープンするため内装工事をしている間、お店に行く機会が度々ありました。お店の向かいもイーサン料理の飲食店で、定休日なしで朝から晩までオープンしているお店です。

珍しく閉まっている日があってどうしたのかなと思っていたところ、前日にスタッフが全員辞めたのでお店は休業。2日後には開けるという事でした。

スタッフが全員一斉に辞めるのも2日後にスタッフを集めてオープンすることも日本では考えられないことです。

お店のオーナーが昼ぐらいから次から次へと来るスタッフの面接をしていました。そして2日後には何事もなかったかのようにお店はスタッフを揃えて本当にオープンしていました。

その2週間後、1日お店を閉めてまた面接をしていて、翌日にはオープンしていました。そのお店は半年ほど前にオープンしたのですが、既に売りに出ています。

バンコクではスタッフは辞めるのも早いですが、募集すればすぐに人材は確保できるようです。

お店の前に募集のお知らせと電話番号の記載で不思議と面接に何人も働きたい人が来ます。友人のお店もリニューアルオープンする1週間ほど前からの募集で何人も来ました。

チーフのタイ人の方が面接をして、翌日からスタッフ2人が来ましたが、1人は3日目には何の連絡も無く来ませんでした。タイではあるあるです。

まだ準備期間中で、料理写真の撮影をしていたので、1人でも大丈夫かと思っていたら、翌日には別のスタッフが来ました。スタッフはミャンマー人です。

すぐにやめる人もいますが、勿論長く続く人も大勢います。日本人のように我慢することはないようです。

バンコクでは工事現場、飲食店などで多くのタイ近隣の国ミャンマー、カンボジア、ラオスから働きに多くの人が来ています。工事現場などきつい仕事はタイ人が敬遠するためです。

当然安価な賃金で雇われますが、ミャンマー、カンボジア、ラオスの国々で働くよりタイで働く方が高賃金です。内装工事をしていた人もチーフ格はタイ人で他の方はミャンマー人でした。

ラオス語がタイ語と似ているのはラオスに行った経験でわかるのですが、ミャンマー語、カンボジア語に関してはよくわかりません。

私にとってはタイ語はハードルが高いのですが、皆さん普通にコミニケションをとっています。

日本は飲食業が人手不足ですが、ここバンコクでは全く問題はないようです。またタイの一面を知ることになりました。

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