MRT Lat Phrao(ラップラオ)駅で降りて、ラチャダ通りとラップラオ通りの交差点の南西にSuan Lum Night Bazaar Ratchadaphisek(スワンルム・ナイトバザール・ラチャダーピセーク)はあります。
かつて人気を誇ったルンピニ公園の向かい側にあったスワンルム・ナイトバザールは借地権の終了で2010年に閉鎖され、2015年の11月に今の場所に移転してきました。ネーミングはそのまま使用しています。
エントランスのオープンスペース(Lord Nataraja Suan Lum Night Bazaar)には、恐竜のオブジェ、メリーゴーランドが設置されライトアップもされていて、この辺りでは一際目立つ空間です。
ヒンドゥー教の神聖像も祀っていて、タイの方がお祈りをされています。
訪れる人が少ないため、メリーゴーランドも乗る人がいない状態で、係員が待機しています。
隣接するThe Bazaar Hotel Bangkok (ザ バザール ホテル バンコク)の側道を通りた先にスワンルム・ナイトバザール・ラチャダーピセークはあります。
ホテルに到着する団体のバスや車がひっきりなしに走っているので、ホテルのロビーを通って行く方がいいです。ホテルは中国人の団体観光客御用達の雰囲気です。
細長い通路の両サイドに店舗が並んてラチャダーピセークに向かって進みます。
お土産用のTシャツ、チャットチャックマーケットにあるような雑貨、個性的な小物の店舗もあります。ラチャダーピセークに近づくにつれ、シャッターの降りた空き店舗が増えてきます。
クーラーが効いているので屋外にあるナイトマーケットと比較すると快適で綺麗ですが、何かを見つけるワクワク感はありません。
ショッピングしている人も少なく閑散としていて、隣接するホテルの観光客にとっては便利でしょう。24時間営業のスーパーも入店しています。
このナイトバザールを後に、バスでMRT Sutthisan(スティサン)とHuai Khwang(フワイクワーン)の中間にある、ナイトマーケットに行きました。
友人にナイトマーケットがあるという情報を聞いて向かったのですが、ラチャダ通りはバスでもよく通るし、ナイトマーケットあったかなぁ?と半信半疑でした。
ラチャダ通りから少し中にはいりますが、Google Mapにも表記されていない無名ナイトマーケットです。
入口はアーチのイルミネーションが点いていますが、廃墟化したナイトマーケットでした。殆どのお店は撤退して時間が経過している雰囲気です。
その中で奥にあるバーと2.3軒の飲食店が営業していて、食べ放題100TBのお店は6組ほど入っていました。
ナイトマーケットの奥の方の空き地で、コンドミニアムか商業ビルの工事の準備をしていたので、借地権の問題で撤退したのかもしれません。
同じラチャダ通りのMRT Thailand Cultural centre(タイカルチャーセンター)から徒歩1分のTalat Rotfai Ratchada(タラート・ロットファイ・ラチャダ)鉄道市場は、連日連夜多くの人が詰めかけています。
また2015年にオープンしたMRTパープルラインBang Son(バンソン)駅にあるSiam Gypsy Junction(サイアム・ジプシージャンクション) ナイトマーケットは既に廃墟化していました。
ナイトマーケットは空き地に造られるので、借地権の完了やビルの再開発などで、撤退は日常茶飯事のことでなのでしょう。バンコクの都市の一面を見た気がします。
▼Suan Lum Night Bazaar Ratchadaphisek(スワンルム・ナイトバザール・ラチャダーピセーク)のMap
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