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タイ 2021年11月1日63ヶ国の受け入れ開始から現在の状況

バンコク2021クリスマス・セントラルワールド 環境

完全ワクチン接種済の63ヶ国の旅行者が検疫隔離なし

11月1日からタイランドパスのTest & Go (Exemption from Quarantine):完全ワクチン接種済の低リスク国(日本を含む)からの渡航者は検疫隔離なしでタイに入国しています。ただし、RT-PCR検査の結果に時間を要するため、SHA+のホテルに1泊する必要があります。

12月1日~7日までの1週間

スワンナプーム空港のタイランドパス

12月に入って1週間で計47,044人が空路で入国しました。1日あたりにすると約6,700人で、11月は1日平均約4,400人だったので1.5倍です。この内、Test & Goでの入国者は1週間だけで4万人を超えました。

空港別ではスワンナプーム空港が33,817人、プーケット空港が11,996人。それ以外の空港は数人から数百人です。

12月に入ってアソーク周辺で以前より旅行者を見かけるようになりました。

出発地域

  1. ドイツ
  2. アメリカ合衆国
  3. 英国
  4. オランダ
  5. フランス
  6. ロシア
  7. UAE
  8. スウェーデン
  9. デンマーク
  10. 韓国

11月は日本からの旅行者も5番目ぐらいに多かったのですが、国交省の新規の予約禁止(すぐに撤回されましたが)の影響もあるかと思います。実際、12月にバンコクに来る予定だった知人もキャンセルしました。旅行者の上位国はオミクロン株が発生している国が多いです。

タイのオミクロン株

1例目は2021年12月6日にタイで初めて新型コロナウイルス・オミクロン株が検出されました。11月30日にタイに入国したスペインからの外国人です。入国時のRT-PCR検査で陽性が確認され、再検査によりオミクロン株と確認されました。濃厚接触者17人は陰性でした。

2例目は12月8日、11月13日から23日までナイジェリアで通訳の仕事をしていた2人からオミクロンが確認されたと発表されました。RT-PCR検査で陽性が確認され、ワクチン未接種のため、10日間の検疫隔離を受けています。

入国禁止措置

オミクロン株の感染リスクが高いアフリカの8ヶ国(ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ)からの入国は12月1日以降禁止されました。Test & Goの旅行者は従来通りで、特に制限は強化されていません。ただし12月16日からATK検査に変更は見送られ、RT-PCR検査の結果がわかるまでSHA+のホテルに1泊します。

毎日、RT-PCR検査で10人前後の陽性者が確認されますが、11月1日以前からも同様に陽性者は確認されていました。

政府の方針

プラユット首相は、オミクロン株による全国的なロックダウンは不要の述べ、タイに到着した旅行者のRT-PCR検査を継続することで対処すると表明しました。タイの場合、陸路からの不法入国者の方が問題です。国境警備は厳しくしますが、ミャンマー、マレーシア、カンボジアと広大な面積で国境を接しているため、島国の日本とは異なります。

バーやパブ、マッサージパーラーなどの娯楽施設は2022年1月16日から再開予定でしたが、再開を遅らせる必要があるかもしれないと述べました。

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