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タイ 2020年7月1日より第5フェーズの制限解除

バンコク王宮、ワットプラケオ 環境

タイ入国が一部外国人に許可

Covid-19状況管理センター(CCSA)のスポークスマンのタウィーシン・ウィサヌヨーティン博士より、7月1日よりいくつかの外国人カテゴリーがタイに入国を許可する政府の方針が発表されました。

  • 第1カテゴリー:14日間の隔離検疫に同意した労働許可証(ワークパミット)保持者や投資家などのビジネスマン。700人。
  • 第2カテゴリー:14日間の隔離検疫を受ける熟練労働者(技師)と専門家。約15,400人
  • 第3カテゴリー:教師、教育関係者、学生。2,000人
  • 第4カテゴリー:タイ人と結婚した人、永住者。2,000人
  • 第5カテゴリー:医療観光客(タイの特定病院で治療を受ける人)。30,000人

以上のカテゴリーの入国希望者は、既に登録が行われているようです。短期滞在のビジネスマンの入国も今後検討されるようです。

トラベルバブル

バンコクのワットアルン

トラベルバブルの国(トラベルバブルとは、結びつきの強い近隣国同士が協定を結び、各国間を隔離期間なしで移動できるようにする取り組み)も今後検討されるようです。

日本と中国はトラベルバブルの目標にしている国で、国は外国人観光客が戻ってくることを切実に必要としてます。ロックダウン前のすべての外国人旅行者の中で、中国人が27.6%を占め、観光収入の28.1%が外国人によるものでした。タイは観光立国のため、ホテル・飛行機会社は大打撃を受けています。

状況が変化し、タイとの旅行バブルの組み合わせを持つ国がコロナウイルス感染症の急増を経験した場合、合意の条件も変わる可能性があります。

日本政府による入国制限の緩和措置に関して、まずはベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドのビジネス客から、試行的に行っていくことが決定されました。日本は現在感染者数が増えていますから今後タイ政府の決定も気がかりです。

非常事態宣言は7月中継続の予定

2020年6月26日もタイでは市中感染の人数は0人で、海外からの帰国の4人が感染が確認されました。国内感染は32日連続でありません。

国内でコロナウイルス感染拡大は抑えられているのに非常事態宣言が続くのに疑問を持っていました。現在海外からの帰国者に14日間の隔離が行われいますが、非常事態宣言を解除すると、他の感染病の法律でしか政策をできないために強制力がなくなるのが理由です。

また世界中で第2波により感染者数が増えていて、タイでも第2波が来た時に、非常事態宣言中の場合統制をとりやすいためです。

7月1日から第5フェーズに入っても非常事態宣言は続きそうです。

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