非常事態宣言は6月30日まで継続
タイはコロナウイルス感染拡大に伴い、4月30日に非常事態宣言が発令され、5/31日まで1ヶ月延長され、さらに6月30日まで2回目の1ヶ月延長です。
2020年6月14日のタイのコロナウイルス感染状況
毎日の恒例になっているタイ保健省のコロナウイルス感染状況の発表です。新規に確認された感染者数は1人で、今までの感染者数合計は3,135人です。死亡者は増加なしで合計は58人、90人が治療中で2,987人は既に回復しています。新規感染者は海外からの帰国者で、タイの市中感染は0人は20日間続いています。
第4フェーズで制限緩和される主な項目
- 夜間外出禁止の解除:タイ全土における夜間外出禁止の措置は解除。
- アルコール飲料の提供:食堂、レストラン、フードセンター、ホテルなどで法令で定められた営業時間内でのアルコール飲料の提供。ただし消費を喚起するような活動は許容されず、レクリエーション施設、パブ、バー、カラオケについては営業は認められません。
バンコクではアルコール飲料は深夜0時までと制限されています。
飲食店でのライブ演奏も禁止されています。 - 会議、研修、セミナー、展示会、宴会、式典、芸術、演奏、コンサート公演。もしくはホテル、劇場、会議場、商品展示場、映画館その他の施設で行われる活動の実施が認められました。
バンコクではコンサートは立見席は禁止で、着席のみ、握手会なども禁止です。 - 健康増進施設内でのサウナ、もしくはフェイシャル・マッサージの実施。スパ、タイ古式マッサージの施設について営業認められました。
- 公園、集会場、屋外のスポーツ競技場における集団での運動が認められました。
- あらゆる種目のスポーツの指導のための競技場、運動用の施設。試合の中継はテレビその他の各種メディアを認められましたが、無観客。
- インターナショナル・スクール、外国の教育課程の大学、私立学校に関し法律に基づく非公式学校および生徒数が120名を超えない学校に関して学習・授業や研修のための施設使用を認められました。
- 幼稚園、保育所、託児所、幼児用教育施設、高齢者施設、介護施設、高齢者用宿泊施設もしくは幼児ないし高齢者向け福祉施設についてはデイケアに限り活動を再開。
県境を越えた移動の制限緩和
県境を越えた移動の制限緩和により、直距離バス、バン、鉄道、航空機の公共交通機関が営業再開。待合場所、ソーシャルディスタンスの座席、乗客数の制限などはコロナウイルス感染症予防の措置が取られます。
BTS、MRT、ARL通常運行
夜間外出禁止令解除でバンコクを走るBTS、MRT、ARLの鉄道も、通常ダイヤの運行に戻ります。乗車にはマスク着用が必須で、「ソーシャルディスタンス」を保つ必要があります。
第4フェーズで制限緩和でレクリエーション施設、パブ、バー、カラオケなどを除いて、ほとんどの営業が通常に近づきます。ただしマスク着用、手洗いは心掛け、「ソーシャルディスタンス」をとっての生活は続きます。
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