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タイ代表チャナティップ選手が川崎フロンターレへ移籍

バンコクのラジャマンガラスタジアムでタイ代表の試合 サッカー

スズキカップ2021でも大活躍

スズキカップ対ベトナム

Chanathip Songkrasin(チャナティップ・ソンクラシン)選手は先日、優勝を飾ったスズキカップ2021ではキャプテンマークを巻き、MVPと得点王に輝きました。タイでも大人気の選手です。切れのあるドリブルが特徴的で、スズキカップの試合では、他の選手とは技術力、スピードなど別物の実力でした。スズキカップで活躍した横浜Fマリノスのサイドバック、Theerathon Bunmatan(ティーラトン・ブンマタン)選手はタイリーグのビッグチーム、Buriram United(ブリーラム・ユナイテッド)に移籍します。

川崎フロンターレへ

2022年1月11日、Jリーグ王者の川崎フロンターレが、北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ選手の獲得を正式に発表しました。移籍金について、札幌は「国内の移籍における移籍金としては過去最高と思われるくらいの金額提示を受けました」と発表しました。札幌でも活躍していましたが、Jリーグ王者のフロンターレでどんなコンビネーションを見せるのか楽しみです。

チャナティップ選手の経歴

チャナティップ選手はバンコクの隣県、ナコーンパトム出身で、ポジションはミッドフィールダー、フォワードです。2012年19歳の時に、BECテロ・サーサナFC(現ポリス・テロFC)でプロデビューを飾り、2012年にタイ・プレミアリーグ(現T1リーグ)の年間最優秀若手選手賞を受賞しました。

2017年コンサドーレ札幌へ

2016年からSCG MUANGTHONG UNITED(ムアントン・ユナイテッド)へ移籍、2017年、ムアントン・ユナイテッドがAFCチャンピオンズリーグに出場する予定のため、6月まではムアントン・ユナイテッドでプレーし、7月より1年半のレンタル移籍でコンサドーレ札幌に加入する仮契約を結びました。

2017年7月26日、Jリーグのルヴァンカップ・プレーオフ2Legのセレッソ大阪戦で移籍後初出場。 加入1年目は得点こそありませんでしたが、レギュラーとしてリーグ戦16試合に出場し、チームのJ1残留に貢献しました。チャナティップ選手の活躍は、Jリーグへタイ人選手(ティーラシン選手など)が移籍する扉を開けました。

2018年札幌に完全移籍

2018年3月2日、Jリーグ第2節のセレッソ大阪戦で初ゴールを挙げ、7月13日に翌年2月1日から完全移籍加入の合意が発表されました。この時の移籍金が推定2億から3億円で、タイ人の移籍金の過去最高額とメディアが伝えました。2年目はペトロヴィッチの攻撃的なスタイルがフィットし、リーグ戦30試合で8ゴールを挙げました。

シーズン終了後に札幌の選手投票で2018年シーズンの札幌のMVPに選出され、東南アジア出身初のJリーグベストイレブンにも選出されました。

2020年

2020年、第12節サガン鳥栖戦で負傷交代、その後しばらくリハビリが続き、10月に復帰するも第33節FC東京戦で再び負傷。シーズン途中で治療とリハビリのためタイに帰国しました。

代表歴

スズキカップ対ベトナム

2012年にUAEで開催されたAFC U-19選手権にU-19タイ代表として参加、2012 King’s Cupにフル代表デビュー、後にスズキカップ2012にチーム最年少で参加しました。2014年にスズキカップで優勝、MVPを史上最年少の21歳で受賞しました。2016年、2021年のスズキカップでもMVPを受賞しています。

試合観戦

2019Jリーグ・アジアチャレンジ in タイが開催されたSCGスタジアムにBangkok United FC(バンコク・ユナイテッド)VSコンサドーレ札幌の試合観戦に行きました。チャナティップ選手はタイでも絶大な人気を誇るので、タイサポーターもチャナティップのユニを着ている人も多く、チャナティップ選手のGoalには敵チームも拍手でした。また代表の試合でも見れる日を楽しみにしています。

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