営業終了は2020年8月31日
伊勢丹は1992年、バンコクに進出し、29年目に撤退することになりました。発表されたのは3月14日です。緊急事態宣言でステイホームが続き、久々にセントラルプラザ・伊勢丹に行きました。
ショッピングモールは営業再開しましたが、平日という事もあり、店内は閑散としています。入口ではthaichana(タイチャナ)のチェックがあります。
タイ語、英語、日本語で営業終了のアナウンスの看板があります。
店内
伊勢丹はタイで最大規模の日系百貨店として高い知名度を誇ってきましたが、急増するバンコクのショッピングモール、デパートの中で、以前ほどの求心力がなくなっていったようで、セントラルとの賃貸契約が切れるのを機に撤退となりました。
店内はマイナー改装はしていると思われますが、エスカレーター横のVPも含めて、日本の2000年代のデザイン、ゾーイングで古っぽさは拭いきれません。各フロアーSALEのPOPが目立ちます。
伊勢丹でのショッピング
ファッションフロアーより、キッチン・リビングフロアーがより日本を感じる商品が多かったです。特に食器類は。伊勢丹で1番印象に残っているのは、現在は撤退していますが、ドコモのサービスカウンターです。4年前にバンコクに来た時、タイの携帯と併用してドコモを使用していたため、日本語でトラブル相談ができるのは重宝しました。
バンコクの日系デパート
伊勢丹の撤退で、バンコクの日系デパートは、MBKの東急と2018年11月にオープしたアイコンサイアム高島屋の2店舗です。ショッピングモール内にLOFTは数多く出店しています。
Central World セントラルワールド
観光客含めいつも大勢の人で賑わっていたセントラルワールドですが、ビックリするぐらい閑散としています。また建物の前のスペースには常時屋台、ライブイベントなどが開催され多くの人出でした。
歩いている人も殆どいてなくて、最初はセントラルワールドは営業していないのかと思いました。地元のRama9では第2フェーズでショッピングモール開始後は、6、7割ぐらいはお客さんが戻ってきていて、ラチャダ通りも車両は随分戻ってきています。
常時渋滞が酷かったセントラルワールドとBigCのRachadamri(ラチャダムリ通り)です。バス、タクシー、トゥクトゥクが車間を開けることもなく縦列していましたが、今はガラ空きです。
渋滞がない為バスで15分程で到着しました。チットロム周辺は特に観光客が戻って来ないと厳しいです。バンコクのコロナウイルス新規感染者0にも関わらず、タイは非常事態宣言が1ヶ月延長されます。第3フェーズに入り制限緩和はされるでしょうが、観光立国としてはまだまだ厳しい状態が続きます。
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