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タイ 花細工でリスを創りました

タイ花細工リス 花細工

白とピンクの2匹のリス

タイ花細工リス

マーライを作るときは針を使用しますが、今回のリスは竹を使用します。マーライの時は幅を均一に保ちながら作っていきますが、リスは最初と最後は幅が狭く、真ん中が一番広くなるように作ります。今回使用の花びらのピンクは事前に先生に染めていただいてます。スプレーなどを使用すると化学物質で花びらが枯れたりするため、自然の染色で水につけて染めるそうです。

ストッパーはバナナの葉を使用します、花びらをちぎって短くして竹に刺しますが、花びらが割れたり、綺麗に刺さらなかったりとなかなかうまくいきません。最終的に下の部分は先生に作っていただきました。少しずつ幅を広げて花びらを刺していきますが、バランスが難しいです。

真ん中からまた上に向かって幅を狭めて作っていって完成です。

タイ花細工リス

リスの顔をゲオの葉と白の花で作ります。リスの尻尾は紫紅色の千日草を使用します。千日草を半分にカットしてワイヤーに通していきます。尻尾の長さができるとハサミで長さを揃えてカットします。

千日草

タイ花細工リス

千日草はヒユ科センニチコウ属の一種で、紫紅色の小さな球状の花をつけ、高さ50センチほどの茎からたくさん枝別れします、葉は長い楕円形ので、細かい毛が生えているのも特徴ですます。原産地は熱帯アメリカ・アフリカの植物です。マーライのウバにも使用します。

ゲオの葉に取り付け

タイ花細工リス

ゲオは野生の植物です。茎の部分がしかっりとしていて、ナイフで切り目を2ヶ所入れます。切り目に竹を挟んで広げた状態にして花びらで作ったリスを取り付けます。芯の部分が竹のため、茎の切り目に挟み込むと自然に湾曲します。この取り付け作業は先生にしていただきました。千日草の尻尾を取り付けます。

仕上げ

タイ花細工リス

ゲオの葉に花の小さな白いつぼみもついています。ピンクの花をバランスよく取り付けて完成です。タイではリスは特別な動物のようです。寺院にもリスの模様が飾られていたりするそうで、花細工のモチーフもリスが使用されます。今回も悪戦苦闘。いつもながら先生にフォローしていただいてやっと完成です。自然の花、竹を使った花細工、タイの花細工の奥は深いです。

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