7月20日からは商業施設の営業規制
バンコク都は2021年7月19日、さらなる規制強化となる「バンコク都告示第37号」を発令し 、 デパート、ショッピングモール、コミュニティモールの営業時間をPM8時まで。施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品の店舗、ワクチン接種や医療のみ営業が可となりました。
さらに7月21日、政府による防疫措置の強化(CCSA決定事項第28号)に伴い、都内における防疫措置の強化等を柱とする、「バンコク都告示第38号 」 を発令しました。
新たに閉鎖される施設
- 公園、植物園
- 運動場
- 全ての運動施設(屋内:バドミントン、フットサル、バスケットボール、バレーボール。屋外:ゴルフ場、ゴルフ練習場、サッカー場、テニスコートなど)
- 公共図書館、民間図書館、図書室
- 博物館、遺跡、地域史跡
- コンベンションセンター、展示会場
- 教育センター、科学教育センター、文化センター、劇場
- 美容院、理容店、ネイル・ストア
- 競技用プール、遊戯用プール、公共プール
毎日のように規制が追加されます。今回の規制でスーパー・コンビニに食料品を買いに行く以外はどこにも行くことができなくなりました。健康管理(ジョギング、ウォーキング)のために公園は開けてほしいですが。
タイ全国の長距離バスの運行休止
7月21日から8月2日まで長距離バスターミナル等を運営するThe Transport社は長距離バスの全路線を運休すると発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためで、既に購入済みの7月21日から8月2日までのチケットは、払い戻しのリクエストを行うか、2021年末まで延期することができます。
タイ国内線は運休
タイ民間航空局は、 感染拡大を抑えるため最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」 、バンコクなど13都県の発着便を7月21日から運航休止を命令しました。医療用、緊急着陸、政府の観光再開プログラム(プーケットサンドボックスとサムイプラス)に関連したフライトは許可されています。それ以外の路線は、乗客を定員の50%までとすることで運航可能です。
タイ・エアアジア
タイ・エアアジアは2021年7月9日、タイ国内線全線を7月10日から31日まで一時運休すると発表しました。
タイ・ベトジェット
タイ・ベトジェットは2021年7月18日、タイ国内線全路線を、2021年7月21日から8月1日まで運航休止すると発表しました。
タイ・スマイル
タイ国際航空系列のタイ・スマイルは、2021年7月21日から2021年8月3日まで、全ての国内線の運航を一時的に停止すると発表しました。
最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」 がバンコクなど13都県に増えて、移動制限も厳しくなりましたが、再び国内線が停止すると、航空会社の経営も厳しくなりそうです。
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