500床の2ヶ所の新しい野戦病院
タイは7月1日からタイランドパスが廃止となり、海外から多くの旅行者が訪れています。それに伴いオミクロンBA.4とBA.5の新変異種の新規感染者数も増加しています。7月21日は新規感染者は2,607人ですが、長く1000人台をキープしていて、ここ1週間ぐらいから増加傾向にあります。
野戦病院
BMA(バンコク都庁)は急増に備えて、ノンチョーク地区のバンコクアリーナとトゥンクル地区のチャロエムプラキアット・スポーツトレーニングセンターの2ヶ所の施設を野戦病院に改造しました。全体で、新しい施設は軽度の症状を持つ約500人の患者を収容することができます。都知事は、必要に応じてベッドを追加するために他の施設の担当者と調整すると述べました。
BMAの提携病院
バンコクのチャッチャート・シッティパント知事(先月の選挙で新知事に選ばれました)は20日に、病院で治療されているCovid-19患者の増加を最適に管理する方法に関するガイドラインを改善しました。
BMAの提携病院には、中等度から重度のCovid-19症例に割り当てられた約760床あります。20日の時点で、17の重症者を含め、ベッドの約47%が占有されていました。患者はBMAが運営する11の病院のいずれかを訪問するか、Vajira病院または市内の69の公衆衛生サービスセンターを訪問して治療を受けるよう求めました。
Covid-19に感染したリスクの高い「608」グループ(高齢者、基礎疾患がある方、妊婦)の中で自宅療養している人は、近くの病院から薬をもらえるように親族に頼むことができます。
Covid-19の患者は、エラワンセンターの1669ホットラインに電話をかけることができます。このホットラインには、現在60本の電話回線があり、ベッドの手配や自宅での予防接種サービスを含む患者の移動など、患者に即時のサービスを提供しています。
Covid-19感染の増加により、すべてのバンコクの病院が急性呼吸器感染クリニックを再開することを提案したと述べました。
タイの2022年7月21日の感染状況
2022年7月21日(木)タイCOVID-19状況管理センター<the Centre for Covid-19 Situation Administration CCSA>は新型コロナウイルス新規陽性者は2,607人が確認されたと発表しました。23,445人が治療中。854人が重症・重篤です。死亡者は23人です。回復したのは2,318人でした。
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